BL童話集
苺色 アリア
第1話 赤ずきん~おつかい~
「ゴルァァァァ!赤ずきんっ!!」
「うるせーな!その名前で呼ぶなって言ってるだろ!兄貴!!」
「うるせー!!お前だろ!オレのプリン食ったの!!」
またこれかよ!
「ちげぇよ!毎度毎度オレのせいにすんじゃねー!!」
「大抵いつもお前だろうが!!」
ケンカしているとドアが勢いよく開き
母さんがフライパンでオレたちを叩いた。
『~~ぃって!!』
「うるさいわよ!!プリンごときでギャーギャー騒ぐんじゃないわよ!!」
『だってコイツが!!』
「もう一度叩かれたいのかしら‥?」
『いいえ‥』
これ以上口を開くとヤバそうだ‥‥
「あぁ、そうだ。赤ずきん。アンタおばあちゃん家におつかい行って来て」
「は!?なんでオレが!?」
「小遣いあげるわよ」
「ありがたく行かせていただきます!」
そんな感じで赤ずきんはおつかいに行きました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます