第8話

 翌日




 俺はいつもより2時間遅く目覚めた。いつもなら、遥華の声で起こされるが、今日はそれがなかったのだ。


 昨日は全然遥華に構ってやれなかったし、今日は遥華の好きな所に行くか。


 だが、肝心の遥華の姿が見当たらない。


 とりあえず、リビングへと足を運んだ。


 しかし、リビング所か、家にすら居なかった。


 その時、遥華の説明書が頭をよぎった。




 1日1回必ずデートをすること!


 もし、出来なければ・・・




 俺は玄関に向かい、家を飛び出した。

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