研究資料18頁目 リュヌフィラムについて

【名前】

 リュヌフィラム

【分類】

 サボテン科リュヌフィラム属

【気候・地域】

 開けた土地に生える常緑多肉植物じょうりょくたにくしょくぶつ

 ある一定期間の雨季などによるまとまった水量が必要な為、降水量が少ない年中乾燥している地域での生育は難しい模様

【季節】

 開花時期は暑季の夜間

 暑季に交配して、種を乾季にいて寒季の間は休眠。それからは暖季から暑季に少し成長して乾季と寒季で成長を止めるを繰り返す為、成長が遅い

【特徴】

 雨季に降った雨などの水分をくき内にたくわえる為、一定量の水分が必要

 夜間に開花しみつの香りを放つことで、コウモリや小動物を引き寄せて花粉を運んでもらう

 高さは五〇ナンファルト前後程度だが、中には二ファルトを超える物もある。その理由は大体成長して無事交配に成功すると、次世代の種の栄養の為に自身がれる特性があるのだが、交配が成功しない限り成長を続けるのだ

 香りや甘みが強い為、お菓子の材料などに用いられることが多い。また魔法薬まほうやくなどの薬品の材料として使われることもある

 ハチミツなどの他の蜜が入手しづらい地域では重要な糖分である。しかし使用の際はしっかり水で薄めないと、体質によっては拒絶反応きょぜつはんのうが起こり酔っ払ってしまうので注意。二倍以上に希釈きしゃくすればまず拒絶反応は起こらないとされるが、その原因は不明である。人を酔わせる成分が水に溶けて無効となるからという説もある

 花の色は青白い。夜間開花する為、月明かりで反射して遠くからでも認識されるようにと思われる

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