あとがき



 いろいろ重かったり、BLの山場だったりして、一般向けではなかった第三部。ようやく終わりました。

 なんとかカクヨムの規定内で、ふわふわとやりすごせたようですw


 ところで、以前、なんかに書いたんですが、このシリーズでは明確な地名は書かないことにする、と。

 内容がホラーなので、グロいことも起こるし、嫌な人も出てくるし、地名を出すと悪いイメージをつけそうだから、あえて書かないことにしました。(というのは建前で、いちいちリサーチするのがめんどくさいってことも半分くらいあるw)


 じゃあ、なんで今回だけ、熊本だし、黒川温泉だし、鍋ヶ滝なんだ? って思いますよね?


 第三部の舞台を考えたときに、なんか南の海がいいなぁと思ったんですよ。

 沖縄か九州か、そのへんと思ったときに、ふと思いだしたのが、前のサイトでお世話になった人でした。

 僕がネットサイトに小説を投稿するようになってから、リア友以外で初めてファンになってくださって、熱心にコメントのやりとりをしてくださったかたです。そのかたはリアが忙しくなったようで、途中でふつりと来られなくなったんですが、当時、ほんとに誰も読んでくれない状態のなかで、ほぼ唯一と言っていい読者さまだったので、すごく励まされたんですよね。誰も読む人もいないし、まあ自分がヒマなときに、たまに更新すればいいや、くらいにしかそのころは思ってなくて、新しい話も書かずに過去作を週一くらいでアップするていどだったと思います。

 そんなころに応援してくださって、じゃあ本腰入れてやろうかなと心を入れかえたのは、そのかたのおかげかなと。


 で、そのかたの出身地が熊本だったわけです。なので、九州を舞台にしようと思ったとき、なんか軽い気持ちで、熊本でいいかなって。お世話になったかたへの、ちょっとしたご恩返しのような気持ちで。


 そしたら、同じ熊本のかたにすごく喜ばれました。そうか。自分の地元がストーリーのなかに出てくるって、そんなに嬉しいことなんだ。まあ、今回、じっさいの地名を出したのは、とてもきれいなシーンばかりだったし、そんなにグロいことも起こらなかったからかもしれませんが。嫌な気分になるような使い方ではなかったわけです。


 ただ、今回のことで思ったんですが、もしも読者のかたのなかで、龍郎と青蘭に、ぜひ自分の地元に来てほしい、または以前行った、ここがおススメという場所があれば、教えてください。もしかしたら、彼らが事件を解決しに行くかもしれません。(確約はできません。ストーリーの進行にもよるし、イメージがわかないかもしれないので)


 その場合、ちょっとだけ条件があって。申しわけないですが、僕個人や作品をフォローされてなくて、ハートやスターを投げてくださったこともないかたはご遠慮ください。つまり、恩返しなので、見ず知らずのかたから、とつぜん書いてと言われても戸惑います(;゚∀゚︎)

 フォローはなくてもハート連打されてるかたなら、お名前に覚えがあるので大丈夫です(*^^*)


 あと、その舞台がもしも惨劇の場となっても許せるというかただけ、お願いします。ホラーなので……怖いことを起こさないわけにはいかないんです( ;∀︎;)


 地元の場合、できれば観光地や地元のかただけが知る穴場スポットなどを教えてくだされば、なお助かります。


 今回の黒川温泉も鍋ヶ滝も、僕は一度も行ったことありません。いいですね。世の中はスマホ一つあれば、なんでも調べられるようになったので。グーグルさん、ありがとう!w


 でも、第四部はご覧のとおり、魔界へ行かねばならなくなったのですよ……。

 日本に戻ってこれるのは第五部以降になるだろうと思います。


 話は変わりますが、このシリーズもだいぶキャラクターが増えてきました。

 青蘭の前世がじつは天使だったと明かされましたので、今後は天界勢や悪魔勢が、いろいろ出てくる予定です。それっぽいのが今回、序章や終章に出てきました。今後はますますダークファンタジーやSFっぽい流れになっていきます。


 メインストーリーの伏線も第一部から、ちょこちょこ入れてるので、誰もが忘れたころに、これ伏線だったのかぁとわかるんだろうな。

 ふふふ……(。-∀︎-)ニヒ♪︎←この顔文字が使いたかったw


 ではでは、第四部は構想をまとめてから裏作業で、あるていど書きためて公開することになりますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m


 あっ、やる気アップはお星様(^ー^)ノ☆︎*.。

 第三部、面白かったよってかたは、よろしくお願いします。



 追記

 たったいま気づいたんですが、各部のサブタイトルって、しりとりになってる!

 第一部〜契約者は悪魔〜

 第二部〜魔女のみる夢〜

 第三部〜迷宮の青蘭〜

 し……知らなかったー!


 なので、この流れで第四部の副題は『螺旋に巣食う』に決定しました(≧∀≦)!



 次ページに、下ネタギャグパロディをオマケで載せます。キリよく50話にしたかったので。本編の内容とは無関係です。というか、イメージが壊れるというかたは……忘れてくださいw

 設定としては、緋色ひとひらの一日前になります。青蘭がほんとはどうなのか……それはご想像にお任せします。

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