シヴェリス・エーレンハウト

✥ プロフィール

シヴェリスSiverysエーレンハウトEhrenhaut

性別:男 年齢:26歳

身長:179cm 体重:63kg

好き:いちごミルク

苦手:レモン

趣味:読書、チェス、トランプゲーム

成績:首席(卒業時)

魔法杖:指揮棒タクト

一人称:私

二人称:君、悪童(生徒に対し)、苗字


 王立院の教師。担当科目は魔法薬学。表情があまり豊かではなく厳しい印象を与えるが、面倒見はいい。進路相談室の担当教員でもあり、よく生徒から質問責めにあっている光景が見られる。


 魔法薬学の大家、エーレンハウト家の継嗣。6歳の頃に同家に養子として引き取られ、以降英才教育を施されてきた。生みの親から引き離され、親からの無償の愛情を受け損ねた人生を引きずっており、同家のことはあまりよく思っていない。


 新任時代に教え子に想いを寄せてしまい、自戒のため想いを秘め、以降、教師という立場に執着するようになる。聖職であるという自負を胸に、誰かを愛することをやめてしまった男。アルテレシア姓には戻れない。エーレンハウト家に愛はない。ある意味孤独な人間である。


 厳格な雰囲気だが甘いものが好き。こってりとしたものよりはさっぱり系の甘味を好むようだ。一方で酸味に弱く、レモンが苦手。唐揚げにレモンは絶対にゆるさない。


 人のことは基本的に苗字で呼び、注意を引きたい場合や強調するときにフルネームで呼ぶ。名前で呼ぶ人間は身内か心を許した親しい相手に限られる。


 王立院在学時はエーレンハウト家への反発から騎士の真似事をしていたが、剣の才が伸びず、魔法使いへの道を志すこととなった。


✥ クラス

魔法薬師ポーションマスター

 あらゆる魔法薬を操るエキスパート。


✥ 固有魔法

正しき者の庭ガルデニア・オウス

 魔法薬調合に際して、用いる霊媒の質を極限まで高める技能。

 この技能自体は特段珍しいものではないが、シヴェリスが個人的に術式を組替え、一度に用いることができる霊媒の数が通常一種から組替え三種に増えている。多種混合調合には欠かせない術式。


✥ 部活動

 特に顧問となっている部活動はない。


✥ 人間関係

ルネリィ・アルテレシア

 実の妹。血縁関係については一方的に知っているだけ。一緒に育ったわけではないので、情は薄い。


ヴィットリオ・カサノヴァ[幼馴染み、同僚]

 良家の子息ということで親交が始まり、似た境遇に異なる道を選んだ。アルヴィラッツで再会し、今は同僚として共に過ごしている。ヴィーと呼んでいる。


ティノ・フェリチタ[幼馴染み、同僚]

 ヴィットリオを介して知り合った幼馴染み。どうして見た目が変わらないのか本当に謎。


アスピア・リオルディ[同僚]

 新任教師であるため、指導役として世話を焼いている。精霊たちに眼鏡を奪われること多々。


レイモンド・アイドリー・プラタナス(リップ先生)[同僚]

 そこそこ邂逅する相手。中庭でよく居眠りをしているため、風邪をひかないか心配。


シャルーノ・ベータ[同僚]

 シヴェリスの王立院時代を知る数少ない人物のひとり。学年的には先輩だったが、教師としては後輩であるため、指導案の書き方や授業の仕方などを教えている。


"ラヴリ"・タンタシオン[教え子]

 問題児。彼女が繰り返す素行には呆れているものの、「今は」特段止めるつもりがない。一方ラヴリとは決して呼ばず、ひとりの生徒として扱う。


一寸いっすん住吉すみよし[教え子]

 異郷から来た魔法薬学の教え子。独特な文化に興味津々。主に調合を手伝っている。

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