ちょっと語ってみる

神泉せい

第1話 おすすめ、悪魔について語る

 昔から天使や悪魔が好きでした。神様や妖精など神話や民話、ファンタジーが好き。そして異世界が好き。今は異世界ものがたくさん読めて幸せ…な・の・で・す、が!!


 悪魔です。悪魔についてです。

 人間に簡単に媚びない悪魔が見たいんです。

 召喚をしても、爵位ある悪魔を簡単に使役は出来ぬ!敬意を持って接すべし!

 地獄の王と人間が戦おうなど、笑止!!及ばぬわ!!…でもたまには、してやられて捨て台詞で去って行くのも面白いかもなあ。

 こんな悪魔と人間との色々な形の関わり…、ロマンです。


 さて、私が好きな悪魔を。やはりルシフェル様は外せないでしょう。「ルシファー」よりも「ルシフェル」の響きの方が、好きかもです。そのうち変わるかもしれませんが。上品な響きなので、とても品の良い魔王でいらっしゃると想像します。元・天にあって最も輝ける者。イエイ!!

 それからバアル閣下。バアル・ゼブル…即ち悪魔名ベルゼブブ。バアル神が好きなんで、バアルでいきます。理由は書くとネタバレだから。いや、このネタ自体書くか解らないんですが、書く時の為にとっておきます。ギャップ萌えでもあるかも知れませぬ。


 そして悪魔を書く上で欠かせぬ議論があります。

「地獄の皇帝、サタン陛下とは?」と、いう命題です。

 つまり、“サタン”という単語が、固有名詞なのか普通名詞なのか。サタンという悪魔が居て地獄に君臨しているのか、それとも皇帝陛下を“サタン”と呼び、サタンとされるのはルシフェル様や他の悪魔なのか…、という議論ですね。

 私のラノベでは、サタン様という悪魔が居て地獄の最大勢力の皇帝としてあります。ここを考えるのも面白いです。

 元々は普通名詞派の考え方ですが、その方が難しかったんだよ…


 そして私のラノベの準主役、主人公の契約者であるベリアル殿。地獄の王であらせられます。うーん、いいねこのチート感!

 ベリアル閣下はよく人を騙すとか色欲がどうとか色々ありますが、相手が気に入ると財宝を授けてくれて、良い使い魔を授けてくれたり、色々尽くしてくれる感じの方なんです。自分だけに甘い男。しかもお金も権力もあって強い!ハーレクインのヒーロータイプですよね!?

 マンガとかだと扱いがあまり良くなかったりするんですが、ネットや辞典で調べると、強大な悪魔の説の方が多いですね。そして美形で声もいい。ところで地獄の親善大使って設定は、本当に誰が考えたんでしょう。昔の人はベリアル殿が好きですよね。思いつかんわ、そんな面白設定!!(笑)


 それから角や尻尾の生えた、小悪魔ちゃんとかカワイイですよね。角はとんがっててもいいし、クルッと巻いてても愛らしい。



 では悪魔好きの友よ、私のラノベで悪魔が多く出ているページを紹介させてもらおう。

 悪魔召喚(34話)を書き、マジックミラーの中の王(40話)、そのあたりから悪魔の露出が増え始めます。そしてまた王が出るサバト(62と79話)。そういやベリアル閣下の休日(71話)では、バアル閣下も通り過ぎてくれます。バアル閣下はもっと出したいのです。

 58話では侯爵キメジェス、68話では伯爵ボーティスが出まする。他にもちょまっと。最初の方で上手く出せなかったので、タガが外れた感じです…。ええ、楽しいですよ。開き直ります。



 ちなみに悪魔や悪魔召喚については、“ソロモン王の小さな鍵”を参照することが多いです。ネットでも検索できます。ゲーティア(もしくはゴエティア)という、72柱の悪魔を紹介した部分で、悪魔名と一緒に検索した方がヒットしやすいです。すぐにゲームやマンガの悪魔が出てきちゃうのだ。

 印章シジルまで出てるよ、ネットすごいよ。

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