なんちゃって神父さんー私の愛読書『神との対話』オリジナル
伊能言天(いのうげんてん)
第1話 プロローグ
『神との対話』は、アメリカ人ニール・ドナルド・ ウォルシュ(Neale Donald Walsch)さんの著書です。
なぜこのような作品を公開する気になったか、そのモチベーションについて、一言説明させてください。
姉妹作品『医者も人間 第29話 変なお医者』にも書きましたが、医学生時代、私は医学より宗教に熱心で、いちじは、医者をやめて、キリスト教の聖職者(神父や牧師)になろうと思ったほどでした。
教会の牧師に相談すると、素質がないから医者になった方がいいとさとされ、あきらめたのです。(←(^ω^)その牧師さんは目利きだね)
それほどまでに宗教、とりわけキリスト教には関心を持っておりましたが、宗教組織に入るのが嫌で、なんちゃってクリスチャンと自称して今日に至ったのであります。
そしてやっとのこと医者になって、働き盛りの40代に、関東地方の2か所にホスピスを開設しました。
両施設とも今も運営されていますが、当時、ホスピスを目指したはいいが、厚労省の認可は簡単にはおりませんでした。
何しろ、経費が一般病棟の数倍かかったので、認可されるまでは、病院経営は大赤字だったのです。
挙げ句の果て、ホスピスの認可がおりた翌月に、他法人に経営移譲される羽目になりました。
赤字のためにできた5億の個人的な借金返済に、追われる日々と私はあいなったのです。
絶望の淵に立たされ、人間をやめようかとも思ったこともありました。
途方に暮れ、自分探しの旅をしていた時に、この書『神との対話』に出会ったのです。
著者のニールさんは、私と似たような人生を歩んでおられたので、強く共感を覚えました。
この書は、私が今までに出会った本の中でも最も秀逸な作品の一つでした。
一人でも多くの人に読んでもらいたい一心で、サイトに掲載しようと思いました。
英語原文は、インターネット上にオープンにされています。
http://www.universe-people.com/english/svetelna_knihovna/en_conversations_with_god_1.htm
それをGoogle で日本語にし、まずい言い回しを私が修正しました。
あなたの人生を振り返るきっかけになれたら、望外の喜びです。
これを読んで興味を持たれた方は、下記の正規本を読まれることをお薦めします。
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正規本:ニール・ドナルド・ウォルシュ著/吉田利子訳 サンマーク出版
神との対話①②③:1997年
神との友情上下:2000年
神とひとつになること:2001年
新しき啓示:2003年
明日の神:2006年
神へ帰る:2007年
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┌《注記》
・対話上の「ニールの言葉」には、P10 以降は、文頭に「N:」を付けました。
・「P」は英文のページを表します。
・末尾に英文を掲載しました。
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