第2話 現実も見れぬような奴に夢が見れるか!
ガチャン!
「きゃーー!ハルー!!」
少年の名は、ハル、今読んでいるのが、お母さんだ。
「はいはい行くよ〜.....」
ハルは長い廊下をのんきに歩いた、めんどくさそうに、呆れたように、夢が叶うかなと考えながら。
「遅いわハル!ボケっとして!ガラスが割れたのよ!またしょうもない夢でも考えてたのかしら!」
母の名はユキ、自分勝手のように見えるが、これはただのキャラ作りである。
(しょうもない夢だなんて、分かっていないなぁ我が母よ、現実なんかより夢の方が遥かに素晴らしいのさ。)
「夢と現実、どっちが見たい?」
この質問は、意外と難しいのかもしれない、夢は遠い、だが素晴らしい。現実は近い、だが良いことばかりではない。人それぞれだ。
「現実を見れないもの、夢見る価値無しって私は思ってるわよ。」
(もっともな意見だ......)
今日の夕飯は、星型のハンバーグ。高校生のハルにとっては、恥ずかしいばかりである。
速報です!謎の巨大火山がたった今大噴火を起こしました!すぐに避難してください!
(あれ?流れ星って、妙に大きかったよな.....でも速報とは時間が違う.....野生の感ならぬ野菜の感がまずいといっている.....!!!!)
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