第3話フットサル

毎日メールが来るのは嬉しいがレイカはやっぱり趣味が合わないといけないと思った。


写メは、無いが二十五歳、男性、趣味フットサルと書いてあるプロフを見つけた。


レイカもサークルでフットサルをしている。


勇気を出して写メ付でメールしてみた。


一緒にフットサル出来たら良いなとレイカは考えていた。


ドキドキしながら返信を待っていた。

朝、メールしたのはまずかったかな?


大学の講義を受けている間もスマホをずっと見ていた。


メールは、なかなか来なかった。


落ち込んでいると大島渚がレイカに声をかけて来た。


図書館から食堂に移動した。


「ふーん、そっか、出会い系ね。ちょっと時代錯誤ね。」


渚は、物事をハッキリ言う。


そんな所がレイカは好きなのだ。

渚は、ボーイッシュで良くモテる。


「相手は、二十五歳だから会社員なんじゃない?夜にはメール来るかもね。」


「そう思う?」


レイカの期待に満ちた顔を渚は見てため息をついた。


「あんたが、今だに処女なの分かる気がする。」


「え?何で?」


レイカは、本気で分かってない。


ドMな上にド天然なのだ‥‥。


美人過ぎるだけに残念だ。








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