【33】幽霊からのヒント【一】
横殴りの雨が降りしきるジャングル。鈍色の空に稲光が走る。天気は最悪だ。周囲の椰子の木の羽状複葉が強風に煽られ激しく揺れる。
現在の時刻は七時半。斗真と由香里は未だ見つからず。いったいどこに行ってしまったのか見当もつかない。
「くっそ! 斗真も由香里もどこに行ったんだよ!」健は大声を上げた。「こんなに捜しているのに!」
綾香が健に目をやった。
「気持ちはわかるけど体力を消耗させるだけだよ」
健は言う。
「わかってるよ。叫ばずにはいられなかっただけ」
美紅が一同に言った。
「きょうの雨はいちだんとすごい。ここで意識を集中させるのは難しいかも」
結菜が綾香に訊く。
「洞窟はどの辺りにあるの? 遠いの?」
「そうでもない。案内するよ」綾香は、結菜に返事してから全員に言った。「みんな! 着いてきて!」
一同は、綾香の後ろに続いて歩く。そのとき、泥濘に足を取られた道子が転倒した。浜辺にいるときとは異なり、足の保護のためにサンダルを履いている。しかし、ジャングルではヒールの高いサンダルは不向きだ。こんな場所を歩くためにお洒落してきたのではない……と考えると余計に辛くなるので、みんな同じだと言い聞かせるしかなかった。
「転んじゃった」
「大丈夫か?」翔太が道子に手を差し出した。「気をつけないと」
翔太の手を取り、腰を上げた。
「ありがとう」
道子のお尻に押し潰されていた下草が元の形状を取り戻した。葉に触れた道子は、試しに引き抜こうとした。
翔太は言った。
「無駄だよ」
道子は植物から手を放した。
「うん、わかってる。ちょっとやってみたくなっただけ」
早く洞窟に行きたい綾香は、転倒した道子に声をかけた。
「進んでも大丈夫? 怪我してないよね?」
「大丈夫」道子は返事する。「行こう」
一同は綾香を先頭にして、歩を進めた。葉を掻き分けて前進する。すると、洞窟の入り口が見えた。
「着いたよ。入ろう」
道子は覗き込むように入り口を見る。
「ここか……」
洞窟に足を踏み入れると、激しい雨音が静かになった。内部は薄暗く、天井に開いた穴から滴り落ちる雨水が肩を濡らすだけで、外の環境と比較するまでもない。
「この先をずっと歩いてみたんだけど」綾香は奥まった場所を指さした。「途中から真っ暗になっちゃったの。危ないから引き返したんだ」
結菜が言った。
「だったらずっとここにいよう」
恵が言った。
「それにしても、こんな場所があったなんてすごいよね」
健が恵に言った。
「俺らもびっくりしたもん」
綾香は言った。
「蠍がいたらどうしようって不安だったんだけど、入ってみたら超快適」
健は綾香に言った。
「足でも洗うか」
綾香はうなずく。
「そうしよう」
ふたりが靴を脱ぐと、一同も素足になった。足元に流れる水の中に爪先を置く。
「ここの水って……」美紅が言った。「もしかして、軽飛行機が墜落していた急勾配の下に流れていた川の水じゃない?」
綾香は返事する。
「たぶんね」
光流が手で水を掬った。
「喉が渇いてるけど、これを飲んだら一発で下痢だろうなぁ」
恵が光流に注意した。
「絶対やめてよね。下痢どころじゃないよ。熱も出るかもよ」
光流は苦笑いする。
「飲まないよ。ただ飲めたらいいのにって思っただけだよ」
恵は安心した。
「それならいいけど」
結菜が言った。
「ねぇ、洞窟は最高だけど、ここにいたら明彦たちがあたしたちを見つけられない。だって、この場所を知らないんだから」
道子が言った。
「また誰かが浜辺で待てばいいんじゃない?」
結菜は言った。
「誰かが、じゃなくて、みんなで行こうよ。あいつらずっと歩きっぱなしなんだよ。盛大に迎えてあげようよ」
道子は笑みを浮かべた。
「そうだね。雨風がなければ、浜辺に大きな砂のケーキを作ってあげたいくらいだよね」
結菜は微笑み返した。
「うん」
「ねぇ……類は見つかったのかな?」と、綾香は不安げな表情を浮かべてぽつりと言った。
失踪した三人の安否を懸念する一同は、スマートフォンの画面を確認した。現在の時刻は、八時十分。時間が過ぎていたので、慌てて大地に腰を下ろし、眠りに就く体勢をとった。
健が言う。
「類の行方も心配だし、早く音楽室に移動しようぜ」
綾香は返事する。
「うん、そうだね」
一同は音楽室に意識を移動させた。一斉に瞼を開けると、机の上に腰を下ろした明彦と純希の姿見えた。
類の姿がない……。
明彦と純希も一同の顔ぶれを見て、落胆した表情を浮かべた。明彦が、由香里と斗真の行方を訊く。
「やっぱり……あいつらもいなかったんだ」
「うん……」返事した綾香も明彦に訊く。「類もいなかったのね」
「どこにもいなかった。残念だけど……」
「もうひと頑張りしよう」
「俺たちもそのつもり。ところで洞窟から移動したの?」
「そうだよ」
「俺たちも早く洞窟に行きたいよ。類さえいてくれたら夕方ころには浜辺に戻れたんだけど……この状況じゃ難しいかな……」
「しかたないよ」
純希が言った。
「どこに行ったのか見当もつかないから本気で困る」
こちらもふたりと同じ状況だ。現実世界なら失踪した三人の行きそうな場所をすぐにでも言い当てられる。だが、島では難しい。
綾香は、失踪した斗真の奇妙な行動について伝えた。
「浜辺に斗真がいた痕跡が残されていたの。最終的にはどこに行ったのかわからないんだけど、まちがいなくジャングルから浜辺に引き返してる」
明彦と純希は、驚きの表情を浮かべた。そして明彦が綾香に訊いた。
「それって、斗真が正気に戻ったってこと?」
「だと思う」
「どうして浜辺に?」
「具体的な理由まではちょっと……。でもね、不思議なことに、なぜか鍋の中が海水で満たされていたの」
「由香里も水面を見て取り乱したんだったよな?」
「うん」
「それを考えると、水面に映った何かを確認したかったから、鍋に海水を張ったのかもしれない」
「道子も同じことを言ってた。でも由香里は、たまたま水面に映り込んだ幽霊を見て驚いたんだよ。あたしも鍋の中の海水を覗いたけど、周囲の景色が映るだけのただの水面だった。何度見ても結果は同じ。それなのに斗真はいったい何を確認したかったんだろう?」
「幽霊以外の何かだったのかもしれない。由香里が幽霊とかんちがいした可能性もある」
「だけど、あのときの由香里は “幽霊だ” って言いながら泣き喚いていた。かんちがいだったとは思えないよ」
翔太が言った。
「俺も確認したけど、水面には恐ろしいものなんて映ってなかった。コップにも容器にも何も見えない。みんな冷静なんだし、少しくらい何かが見えてもいいと思うんだけどね」
「ひょっとしたら……斗真もカラクリを解いたのかもしれないな……」明彦は真剣な面持ちで一同に言った。「綾香たちとは約束したけど、みんなもカラクリの答えがわかったら必ず教えること。絶対に失踪だけはしないでくれよ」
一同は、明彦の言葉にうなずいた。
結菜が明彦に言った。
「お互いに嘘はつかない。それから隠しごともしないこと」
明彦は力強く返事した。
「もちろんだ」
綾香が両手の手のひらを全員に向けた。
「答えがわかったら、手が金色に光るらしいけど、見てのとおりだよ」
そして全員が綾香に手のひらを向けた。
明彦が言った。
「俺たちも光ってない。いつもどおりの手だよ」
綾香は、恐る恐る明彦に訊いてみた。
「やっぱり……類もカラクリの答えに気づいちゃったのかな?」
「いや……それはないと思う」明彦は否定する。「類に聞こえている囁き声は、簡単に掻き消されないと思うんだ。あいつの場合、狂ったままジャングルを徘徊してるとしか考えられない。だからこそ俺たちは心配してるんだ」
綾香の目から涙が零れた。類とは幼稚園からのつきあい。想いを寄せた時期もあった。そして、いまはかけがえのない親友だ。
「みんなどこにいっちゃったの?」
明彦にとっても類は大事な親友だ。そして由香里や斗真も親友だ。
「心配だな……」
綾香を抱きしめた結菜の目にも涙が浮かんだ。
「泣かないでよ。あたしまで辛くなるじゃん」
綾香は涙を拭った。
「ごめん」
健が言った。
「綾香らしくないぞ」
綾香は口元に笑みを浮かべた。
「そうたね」
明彦が綾香に訊いた。
「どうする? 肉体に戻って正午まで捜してみるか?」
綾香は言った。
「そうしよう。土砂降りだけど頑張ろう」
明彦は言った。
「それじゃあ、正午にまた会おう」
結菜が明彦に言った。
「気をつけてよ」
明彦は笑みを浮かべて返事した。
「ありがとう。結菜も」
現状を報告し合った一同は、ふたたびジャングルに意識を移動させた。洞窟で眠りに就いた綾香たちが瞼を開けると、雨音が聞こえた。
外はまだ土砂降りだが、由香里と斗真を捜さなくてはならない。腰を上げた一同は靴に足をとおして、スマートフォンを手にした。
「気合入れてふたりを捜そう」
腕を下に突き出した綾香が一致団結を図る。綾香の手の甲に、一同は手を重ねていった。そして類の口癖を全員で言った。
「なんとかなる! どうにかなる!」
「よし!」綾香は気合を入れた。「行こう!」
洞窟の出入り口に歩を進め、ジャングルへ足を踏み出した。大地に降り注ぐ激しい雨音が周囲に響く。
島に滞在してきょうで六日目。バケツをひっくり返したような豪雨ではなく、温かなシャワーが浴びたい。下着も取り替えたい。早く現実世界に帰りたい。
空を見上げた道子が、両手の指を組んだ。
「お願い、三人が見つかりますように」
道子に目をやった翔太が言った。
「ここが死神の島なの知ってるだろ? 祈るだけ無駄だよ」
懇願する道子は、いまの素直な気持ちを言った。
「わかってるけど、なんとなく。現実世界にいる神様に願いが届くかもしれないから」
綾香が道子に言った。
「現実世界の神様に願いが届くなら、いまごろ東京だよ」
「そうだよね……言えてる……」泣きそうになった道子は、下唇を軽く噛んで涙をこらえて、大声でふたりを呼んだ。「斗真! 由香里!」
ふたりからの返事の代わりに聞こえるのは、激しい雨音。周囲を見回してもふたりの姿はない。見えるのは青々とした植物だけ。いましがた全員で手を重ね合い、類の口癖を言ってみたものの、道子の中で不安が大きくなっていく。
(本当に幽霊に連れて逝かれたんじゃないだろうか……)
道子の表情を見た綾香は声をかけた。
「余計なことは考えない。一致団結したじゃん」
道子はうつむいた。
「わかってる……」
「こんな雨になんか負けてられない」
歩を進めた綾香の足元が滑った。幸い腕を引き上げられ、転倒せずに済んだ。
支えてくれたのは誰だろう?
「ありがとう」と言った綾香は、後方に顔を向けた。その瞬間、視界に映ったのは男の幽霊だったのだ。突然現れた幽霊に驚愕して悲鳴を上げた。「いや! 放して!」
一同は、突然現れた幽霊に驚き、慄然とした。
男に握られている綾香の腕が圧迫されていく。引き離そうとしても男の指先は微動だにしない。まるで生体に掴まれているかのようだ、と思った直後、恐怖心よりも疑問が勝った。そして、男の手を凝視した。
(こいつ、本当に幽霊なの? 生きてるみたい……)
綾香を見下ろしていた男は、一同に顔を向けた。
「お前たちに危害を加える気はない……」
健が男に言う。
「だったら、綾香から手を放せよ」
綾香は、華奢な腕を男に強く握られる。
「痛い!」
「その痛みと俺の手の感触こそ現実だ。そして、それが真実であり、お前たちの求めているカラクリの答えそのものだ」と言ったあと、男は綾香から手を放した。
綾香は訝し気な表情を浮かべた。
「痛みと感触が現実?」
(どういう意味?)
男は言った。
「いまいったとおりだ。それこそが真実の中にある現実だ。お前たちが推理してきた異なる謎もけっきょくはここに繋がる。お前たちの身に起きたことが理解できたとき、ひとつの答えとゲートに辿り着く、必ずな……」
「意味わかんないよ。あたしたちの身に起きたことなら、ずっと見ていたならわかるはず」綾香は語気を強めて言った。「死神の遊戯のせいでずっと野宿、野宿、野宿の繰り返しだよ! あたしたちは現実世界に帰りたいの! それも知ってるでしょ!」
「すべてを受け入れるんだ。すべてを……。飛行機が墜落したあと……お前たちは……」
男の言葉を遮ったまなみが首を横に振った。
「いまの彼らには理解できない。言うだけ無駄」
男が唇を結んだとき、周囲の樹木の合間から、つぎつぎと乗客の幽霊が姿を現した。囲まれた一同には逃げ場所がない。互いに歩み寄り、一カ所に固まるしかなかった。
連れて逝かれる……一同は心底恐怖を感じた。
じりじりと幽霊が歩み寄ってくる。
健はまなみに言った。
「俺たちは生きたいんだ。あの世には逝けない。お願いだよ……もうこんなこと終わりしよう」
「あたしたちには時間がない……」まなみは言った。「助けたい……」
健よりも先に、綾香が声を張った。
「わけのわからないことばかり言ってないで、あたしたちを助けたいならカラクリの答えを教えなさいよ! あたしたちが助かる方法はただひとつ、ゲートを通って現実世界に帰ること! それ以外ないの!」
虚ろな双眸のまなみは答える。
「説明しても理解してもらえない……」
早く現実世界に帰りたい綾香は、焦燥に駆られた。
「理解できてもできなくても関係ない! 答えが知りたいのよ!」
男は同じ言葉を言う。
「俺の手の感触……お前が腕を握られたとき覚えた感覚……それが答えであり……真実の中にある現実だ」
綾香は男に言った。
「遠回しの答えなんかいらない!」
男は言う。
「遠回しに言ったつもりはない……」
「あたしには遠回しにしか聞こえない」と言った綾香は、自分の腕に視線を下ろした。男に強く握られていた腕には指の跡がついていた。あのとき、男を幽霊とは思えなかった。その理由は、人間の肌の質感があったからだ。「皮膚の感触も体温も生体と変わらない。幽霊とは思えない……あなたたちは本当に幽霊なの?」
男は言った。
「そうだ。肉体はもう滅んだ。俺は魂だ。幽霊の俺に体温はない。それは魂の温かさだ。生前と変わらない感情もある」
綾香は訝し気な表情を浮かべた。
「魂の温かさ?」
道子が綾香に小声で説明した。
「幽霊に肉体はない。だから魂しかないんだよ」
綾香は理解した。
「なるほどね……」
一同は、綾香の腕に残った男の指の痕を確認しようとした。だが、すでに消えていた。カラクリの答えが指の跡なら見逃したことになる。だが、指の跡を見たからなんだというのだ。文字として明確な答えが浮き出ていれば話は別だが、単なる指の跡だ。
翔太が男に声を張った。
「答えなんてどこにもない! 嘘つくなよ!」
綾香が言った。
「けっきょく答えを知らないんでしょ! あたしたちをあの世に連れて逝きたいだけ!」
男は綾香に言う。
「君になら……もう答えがわかるはずだ」
綾香は言い返す。
「わからない! わかるわけない! わかっていたらとっくに現実世界のベッドの上だよ! 好き好んで野宿なんかしない!」
男は言う。
「俺たちと一緒に逝くべきだ……」
まなみが一歩ずつ綾香に歩み寄る。
「連れて逝きたい……助けてあげるからあの世に逝こう………」
「ふざけないで!」綾香は語気を強めてまなみに言った。「こっちにこないで!」
由香里は幽霊に連れて逝かれたかもしれない、と不安を口にしていた道子は、まなみの言葉に戦慄を覚え、脚が竦んだ。もしかしたら、斗真も類も……この世にいないかもしれない。幽霊が死神の刺客なのか、それともこの世に未練を残した魂なのか、いまとなってはどうでもよい気がした。なぜなら……どちらにせよ十三人を連れて逝こうとしているのだから……。
「由香里も斗真も類も殺したの?」道子は声を震わせてまなみに訊く。「連れて逝くってそういう意味だよね? どれだけ捜してもどこにもいない……」
ひとに心配をかけるのが嫌いな三人。それなのに自分勝手に姿を消すなんてありえない。最悪の結果も考えるべきなのかもしれない……と考えた道子は目に涙を浮かべた。
まなみは道子に言った。
「言ったはずよ、その子はいない。誰も見かけてない」
道子は言った。
「あなたの言ってる何もかもが信じられない……」
こちらに向かって歩を進めていた幽霊との距離が縮まった。周囲を囲まれた一同に、逃げ場はない。
(どうすればいい?)
突然、腕を突き出してきた幽霊に、一同は両腕を掴まれた。幽霊に圧迫された腕に痛みが走る。このままでは連れて逝かれる。意地でも生きる。
「放してぇ! 放してよ!」道子、恵、美紅は涙声で叫ぶ。「放して!」
結菜が、腕を掴む幽霊に語気を強めて言った。
「あたしたちはまだあの世には逝けないの!」
綾香も声を張り上げた。
「放しなさいよ! 放せ!」
どうにかして逃れたい一同は、手足をばたつかせて抵抗する。
そのとき、健が幽霊の群れの中にいるまなみを見つめた。そして静かに言った。
「まなみちゃん……楽になろう。もう苦しまなくていいんだよ」
無言のまなみは、健を見据えた。その直後、ほかの幽霊とともに、この場から忽然と姿を消した。一同が安堵した瞬間、雨が上がり、雲の切れ間から光が射した。
乱れた息を整えた一同は、幽霊に掴まれた腕に視線を下ろした。指の跡が残っている。だが、青痣になることもなく、指の跡は徐々に消えていった。
重苦しいため息をついた道子は、真剣な面持ちで一同に言った。
「あのさ……話があるの。ここは暑いから洞窟でもいい?」
綾香が返事した。
「わかったよ。行こう」
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