第234話#晩秋という言葉を使わずに晩秋の詩を書こう

#晩秋という言葉を使わずに晩秋の詩を書こう


紅葉も温かさを求め越冬すると彼の人は云つた

私はワタリドリの羽根を纏う夢を見ました

何処までも逝けそうな凩に生まれ変わり

いっとう夙くにあいとうございます

たかいの処から堕ち 其方に向かう

私の愛間を 抜ゐ手下りて

雪虫が未だ円居に降ります、故

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る