第41話木枠の窓辺にがたがた震え
木枠の窓辺にがたがた震え
生きも絶え絶え息もくぐもる
白鳩は青い空に灯を降らし
黒鴉は手形を模し墜落す
凍える熱は消えないだろうが
眩しさが妬き付く雷雨
曳き裂かれる爪は剥がれたまま
轟音は穿つ
涙は地に降ろし
沁みは広がり遷りも盗れず
傷んだ汚れは天の雫が洗い
悼んだ淀みが一滴零した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます