怪しい勧誘にご注意ください
「あなた、強いのね。よかったら、私たちのパーティーに入らない?こう見えて冒険者ギルドのゴールドランクなのよ」
なんていうことだ。
この女性はギルドなどという排他的な中世の組織に所属しているようだ。
民主主義で自由経済を謳歌していた日本はどこにいったんだ。
それになんだ。ゴールドランクなんて怪しげな言葉、マルチ商法の勧誘でしか聞いたことがないぞ。
僕は早々に彼女の申し出を固辞する。
僕には伝説のハンバーグを求めてサイレントヒルに行かなければならないのだ。得体の知れない組織に入るのなんざ真っ平だ。
残念そうな女性が餞別代わりに駅の時刻表をくれた。
魔法やらギルドやら言っている女性から手渡された時刻表が、僕にギャップの大きさを感じさせた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます