第3話
「わざわざ呼び出すなんてなんだ?」
「いやぁ、この…」
「おっ、この前の地ビールか。でも俺車だぞ。」
「私はこの地ビールいらないので部長、持ち帰ってください。今日は、一緒に送られてきた、こっちです。」
「まさか、あの高級…」
「はい!そうなんですよ。」
「なんかいろいろ悪いな」
「いえいえ」…この後のこと考えたら大したことじゃないんだな。
………
……
…
「ありがとなっ。じゃっ」
よし。始めよう。
今1人の男がこの世を去った。
ピン ポ−ン ピン ポ−ン ピン ポン ピン ポン!
「あれっ?変だなぁ。」
仕方ない。
大家さんに鍵を開けてもらおう。
「大家さんー」
「あ゙い゙よ゙っ」
怖っ
ガチャガチャ
「いないのかぁぁぁあああああああ゙あ゙あ゙あ゙っっ!」
「な゙ん゙だ゙ぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っぐしょいっ!」
「要するに、友人であるあなたは、遊ぶ約束をして現場に行った。しかしチャイムを押しても反応しないので大家さんに鍵を開けてもらった。入ると、そこには被害者であるあなたの友人が背中に包丁が刺さった状態で死んでいた。お2方、合っていますか?」
「「はい」」
「ちなみに、大家さんが殺害したわけじゃないですよね。」
「そんなこと防犯カメラを見れば一目瞭然だろうが!」
「えっ?防犯カメラですか?」
「そだ。最近つけたんだよ。」
「お見せしていただいてよろしいでしょうか?」
「あぁ」
…
…
「…なるほど。死亡推定時刻と照らし合わせると、お2方ではないようですね。」
「「あたりまえだ」」
「自殺ではないのでしょうか」
「あなたの友人は背中に包丁が刺さっていたのですよ。できます?」
警部は肩を後ろに軽く振り上げて見せる。
2人も同じくやってみる。
「無理ですね」
「一番怪しいのはこの男です。」
「この男、多分あいつの上司です。」
「上司ですか。」
「あまり仲が良さそうではなかったはずです。」
「なるほど。よし、こいつを重要参考人として署に来てもらおう。」
(↑地の文面倒になった。)
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