第15話 【可愛さを演出するぞ☆ミ】
《《》》 私の名前は
職業と簡単な自己紹介、【美容コーディネーター】【振付け師】【エステティシャン】【ソーシャルアドバイザー】【カラーコーディネーター】【ヨガインストラクター】【英語検定特1級】【世界の顔100に選出】【転生したらなりたい人物一位】【マジカル総選挙2位】【アルバム累計売上数
最近ファンの方から『放送を見たよ!!これ食べて!!』と言われて、個人所有の大型ドームが埋まるほどの大量の、トロピカルフルーツの瓶詰めを贈られてきたんだけど、固くて開けられないよ~。
【朝のコーヒーは乙女の
改めて言うが、私の名前は朝熊弓弧。
通称-【悪魔】って呼ばれているらしい。
エゴサーチで知ったら時は、怒りで三度地球を壊したけど今は元通りさ。
私は、女々しい奴や『やだ~可愛い~☆ミ』みたいな女が大嫌いだ。
例文を見せてやろう。
①『さくらんぼのヘタでハート作ったよ!!』
②『大事なデートなのに前髪のセットに三時間掛かって遅刻遅刻~』
③『見て見て!!この歩道橋の経年劣化による塗料が剥離した所、激可愛いんだけど!!』
な?――――意味分からないだろ?
私ならこうするね。
①『3分アートの時間で無人の惑星を削り、自身の胸像作ったから皆も真似してね!!』
②『大好きだった居酒屋が移転しちゃったみたい……新店舗は東京→北海道、ちょっくら持ち上げてくるわ――――』
③『今まで倒してきた魔物の標本を見ながら飲む酒も旨いな~』
『居酒屋の新メニュー開発のために魔物でも倒しにいくか』
【参考資料マジカルパンプアップユミコ↓】
魔法少女A「やだ~、瓶の蓋が開かないよぉ」
魔法少女B「やだ~、泡でお髭になっちゃうよぉ」
ユミコ「やだ~、パンプアップする度に魔法の服の採寸計り直さないといけないよぉ」
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