第2話【魔法少女は大体、飲み屋にいるよ】
【都内某居酒屋】
数人の男たちによる騒がしい店内と鼻をくすぐる様な料理の数々に囲まれながら1人の女性が、配膳をしていた
「お姉さん生1つね」
「今日も元気だねー!!餃子お願いね!!」
「この前競馬で負けちゃってさ……」
「はいよー!お兄さん達ちょっと待っててね~」
多数の人が会話するそんな空間で女性らしい、透き通った声と華奢な体つきに誰もが振り替える整った顔、同僚からの信頼も厚く毎日忙しく働くまさに理想的な女性……に朝から生ビールを注文しながら、【枝豆】をつまみにジョッキを5杯程空けている、無造作ピンクヘアーが本作品の主人公【朝熊弓弧】である。
【電話の着信音】が喧騒の中響き渡る。
「
口に含んでいた大盛りの炒飯を運ばれてきたビールで流し込むと屈強な男達を押し退けて会計をせずに店を出る前に一言告げる。
「店長~すぐ戻るから餃子5人前と追加で生8ね~」
「あいよ!!」
【市街地】
【蠍型魔物level-Ⅱ-2Mクラス】
各地で暴れまわっている、獰猛な人型の魔物で現在の死傷者数は7人程だ。
弓弧を前にした魔物は宣戦布告をする。
「お前が噂の魔法しょ―――」
次の瞬間唐揚げのように魔物は焦げていた。
「餃子焦げちまう前に居酒屋に帰るか」
【某居酒屋】
「店長ー餃子出来た?」
「速ええよバカヤロー!!まだ注文入ってから1分も経ってないぞ!!」
【参考資料マジカル☆パンプアップ☆ユミコ第2話↓】
【枝豆をつまみにビールを飲んでいる、途中に電話がなる】
ユミコ「また魔物?あーはいはい、いくいく」
【主要都市】
蠍型魔物「お前が噂の魔法少女(以下略」
【モザイク必要な肉魂】
「あ~唐揚げ食べたいな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます