第六回 コーヒー
コーヒーと書くより珈琲と書きたい。
さきくさゆりです。
皆様、コーヒーはお好きですか?
私はコーヒー大好き人間です。
日本では、ほぼ毎日コーヒーを飲む生活を送っておりました。
本やテレビ、ネット、喫茶店のマスターに聞いたりもして、自分なりに好きな味になるように淹れ方もソコソコ拘ってたくらいです。
好きな淹れ方はハンドドリップとサイフォン式。
なお、コーヒーだけではなく、お茶も大好きで、やっぱりほぼ毎日飲んでました。
こちらもソコソコ拘ってましたよ。
素人ながら、お客さんが来たら自信を持って出せる程度には上手く淹れられるのです。
さて。
そんな私は、やはりラトヴィアでもコーヒーを毎日飲んでいる……なんて事はない。
むしろほとんど飲んでない。
なぜか。
一つずつ述べていきましょう。
カフェで飲むコーヒー。
味が!好きじゃない!
味が!! 好きじゃない!!
まず、酸っぱい。
それが浅煎りの酸っぱさならいいんですけど、そういうわけではなく酸っぱい。
苦味と酸味がそれぞれ強いんですよ。
ブラック派、さらに深煎り派の私には正直言って辛いんですよね。
ただ、ラテやカプチーノとかの類になると、逆に凄く美味しくなるんです。
なのでカフェではカプチーノかモカラテが基本。
ブラックはほぼ飲みません。
二つ目。
私はドリップかサイフォン式のが好きなんですけど、ラトヴィアのカフェのコーヒーは基本的にエスプレッソマシーン。
味が違うんですよね。
これは、日本でよく通っていた喫茶店のマスターが言っていたんですけど、琥珀色のコーヒーを淹れるのは日本だけだそうです。
色が違う。
つまり味も違います。
身体構造状の舌の違いか文化の違いか。
私の舌は日本で作られていたため、どうにも合わない。
不味くはないけど、好きではない。
三つ目。
豆を売ってるところが少なすぎる。
家で淹れる為のコーヒー豆が無いんです。
スーパーとかに行けばある事にはあるんですけど。
まあね。
不味い。
日本でもそうだけど、コーヒー豆は専門店で買いましょう。
高くても確実に不味いコーヒーを飲むよりはマシ。
んで。
ラトヴィアでもコーヒー豆を売っているところを探したのですが、まあ少ないこと。
そしてそこのコーヒーもやっぱり微妙なんです。
これは多分淹れ方もですが、使ってる豆の感じも違うんだと思います。
後ね。
器具も売って無いです。
特に私はハンドドリップが好きなんですけど、まあ無いね。
ドリップ用の器具売って無い。
プレス機とエスプレッソの奴はやたら売ってるんだけどなぁ。
そして。
缶コーヒーを売ってない。
コンビニ(キオスク?)とか行っても缶コーヒーが無いのは、なんか妙な感覚になります。
なお、ペットボトルのお茶も無いです。
紅茶花伝みたいなのも無い。
レモンティーはありましたが、私の記憶ではその一種類。
逆に今度探してみようかしら。
ちなみに缶コーヒーはボス派。
ジョーンズのCM大好き。
料理に関しては文句なく美味しいので、そちらは全然問題無いのですが、飲み物に関してはチョイチョイ文句が出てくる私なのでした。
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