『双頭巨猿』マシラ=マシラ

巨猿、二倍。


・顔


暗めの茶色い毛で覆われ、顔だけが露出している。ねじれた牙の生えた三つ目の猿、それが二つ横に並んで生えている。


雑食、人肉も食べるが好みではないらしい。体が大きすぎてバナナは小さすぎ、ほぼ葉っぱばかり食べている。


・体格


750cm 3870kg


猫背で二対の足に二対の腕を持つ。


四足歩行、虫のように足先は四方に伸びており、歩けるが走るのは苦手。ただし小刻みに跳ね回ることで機動力はある。


尻尾は短い。


手足は長め、指は細く爪も人に似た平爪、攻撃手段としては弱いが物を掴むには長けている。肩は上下に並んでおり、可動範囲は狭い。


・服装


専用の黒いベストに手足の甲にはプロテクター、背中にはバックを背負っている。


二つの首にはそれぞれ鉄の首輪があるが、繋いであった鎖は千切られている。


・ベル


向かって右側の首の首輪内側。


・職業


ボス猿


・経歴


とある原始的な異世界にて、山深い底に住み、時折人里に降りては破壊の限りを尽くしてきた。


カンパニーが派遣した転生者をも殺害したその能力を研究すべく捕獲するも、存外に知能が高く、こちらの言語や技術を学び、より強く賢くなっていった。


そしてある時、筆談を通してカンパニーと契約し、傭兵となった。


報酬として次に学びたいのは魔法。


・性格


よくわからない。


好奇心旺盛でありながら臆病で、目新しいものには興味を引くが、決して一定以上は近寄ろうとはしない。


左右の頭同士で会話をしているのも見られるが、それ以外はほぼ猿として活動している。


一方で、距離をとって相手を観察し、模倣する知能を有している。


・能力


頭二つ、片方が麻酔などで眠っている間でも残る一つが無事ならばそのまま動かせる。


三つ目、それが倍あるため視野がとても広い。


手先が器用で握力もあり、人間と同じように物を扱える。同様に、足も物を掴める。


知能、賢く経験もあり、銃器の扱いや罠の設置などもできる。


要塞、木々を束ね、石を重ね、自分に有利な環境を作る。大掛かりな土砂崩れから人間一人を吊り上げるロープトラップまで全部手作り。


・装備


専用ハンドガン、大口径オートマチック銃。背中の上部に収めており、上の両腕にて二丁構える。けん制用。


専用ショットガン、銃口の下に銃剣としてナイフが取り付けられている。下の両腕で持つ。本命用。


ナイフ、戦闘用と言うわけではなく作業用。丸太を削り、棘を作り、落とし穴や弓矢、投げ槍などを自作する。


・口癖


我々二人は一つであり、そしてお前よりも強い(要塞のどこかに彫り込まれた文字)。



怪獣のくせに銃とか使います。

森の中での削りあい、ゲリラ戦が好きです。

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