(11/13更新)野球って意外な側面を持っているって事、ご存じでしたか?
イノベーションはストレンジャーのお仕事
「野球」ってホントのところ「殺し合い」?
これは受け売りですが「野球は恐ろしい一面」を持っている、という記事があるサイトに書いてありました。
「高校生は甲子園球場で殺し合いをしている」
そうです。
私も、ずっと野球(現在はソフトボール)に関わっており、その記事を読んだときにふーむと思いました。(不謹慎ですみません。断っておきますが、決して「殺人」や「戦争」を肯定することは決してありません。ある意味、野球の側面的な観点の意味合いを指している事をご容赦下さい)
どういう事かというと、そもそも「野球」は戦時中にある意味「訓練の道具」として扱われた時期があり、現在は普通の野球用語が「すべて日本語」であった時があったようです。
スポーツ新聞をよく読んでみると、「1アウト」は「一死」と表記されている事があります。(恐らく表記文字数短縮の意味合いもあると思います)
「アウト=死」なんです。
野球をやってきて、そこまで考えたことはありませんでした。それが普通の表現の仕方という認識でした。
得点する事は「本塁に”生還”する」とも言います。「生還」って、表記のごとく「命からがら生きて戻ってくる」という意味合いですね。「ホームイン」ですから「無事に生きて起点に戻ってくる」という事なんでしょう。それだけ「得点」には重みがあることが推し量れます。
他にも「デッドボール」は「死球」、「ダブルプレー」は「併殺打」、送りバントは「犠牲バント(打)」なんて表現されますが、改めて考えてみると恐ろしい表現が多いです。
野球はたいてい1試合最短9回(イニング)まで試合をするので、最低27人をアウトにしないといけませんし試合に勝てません。
この表現を使うと
「勝利には、1試合最低27人を殺めないといけない」
という事になります。
そう考えると物凄く恐ろしくなります。冒頭の表現も頷けるところもありますが、ある意味シビアな時代があったと推察されます。
スポーツや勝負事はレベルが上がるほど「勝利する」という事が厳しくなり、「1勝」の重みは計り知れないところがあります。同時に、先人が切り開いてきた歴史が現在の我々が普通に楽しめている、そのベースを作り上げたという事を忘れてはならないと思います。
もうすぐ東京オリンピック(新型コロナの影響で延期)ですが、いろいろな競技の歴史を調べてみるといろいろなトリビアがあると思うので、ぜひ調査して観戦するのも楽しいかもしれませんね。薀蓄が言えるようになったら楽しいです。
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