遥かなるアブスゲルグ Ⅷ -『皇女の涙』とマモノの定義-
さすらいの物書き師
前回までのあらすじ
主人公アサトは、ルヘルス地方にあるデルヘルムへと召喚され、その地で、狩猟者として生きる事を決める。師匠であるナガミチが荒れ地の魔女『クレアシアン』に殺され、修行も疎かになっている時に、ルヘルム最強と言われる、ナガミチの弟子、アルベルトに修行をつけられ、これから生きて行く道を、ギルドマスター、アイゼンに提案される。その道を進むために、神官のクラウト、魔法使いのシスティナ、盾持ち戦士のタイロンを仲間にして、ルヘルス地方横断の遠征に出る。隣街で、聖騎士のアリッサ、アサシンのケイティを仲間に入れ、その隣街に向かう途中で、狩猟者希望のジェンスと、自称、最強の召喚士、セラを仲間に入れる。幻獣リベル討伐戦を見学に行った先で、紅きドラゴンの襲撃にあい、チーム崩壊の危機に助けてくれたのが、師匠の仇、魔女『クレアシアン』。紅きドラゴンから、取りだした召喚石を受け取ったセラは、ホワイトクロウと名を付ける。デルヘルムに帰還したアサトらは、謎の錬金術師を捜しにファンタスティックシティへと向かう。その道中で、病気を発症したアサトは、白血病と診断され、死の宣告を受ける。だが…、その病気からアサトを救ったのは、再び、魔女『クレアシアン』…。そのクレアシアン討伐戦を遠征後に行う事にしていたアサトらは、デルヘルムに所在するギルド・パイオニアとエンパイアの合同戦線で、クレアシアン討伐戦を行った。結果、討伐は出来なかったものの、クレアシアンは故郷『アブスゲルグ』へと帰るが、そのお腹には、ナガミチの子が宿っていたのである。ナガミチの旅の記録でアブスゲルグの言葉を聞いていたアサトらは、アイゼンが示した旅をしながら、『アブスゲルグ』へと向かう為に、まずは、黒鉄山脈を越える……。
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