【空想】

春の句

05月、その1


『風満ちて 黄昏泳ぐ こいふたつ』



季語/こい(こいのぼり)

季節/初夏

場所/

時間/夕暮れ


捕捉・備考/

 夕暮れ時に風が吹き、こいのぼりが泳いでいる。それを見るカップル。という情景を想像しながら詠みました。こいをひらがなにしたのは「恋」と掛けたかったから。

 ただ、「こいのぼり」を「こい」として例えるのは良くなかったのかなと。なるべく具体的に、比喩ではない方が良いと聞いたので。

 最後の一文は「こいのぼり」として、あとは聞き手に想像して頂くと言うのも、手段なのかなあと思いました。

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