第16話 光 四

 そして美玲はりんご飴をなめながら…その後は僕の希望でカステーラを買って2人で分けたり、結局当たりは出なかったがスピードくじを買ったり…その花火大会を、満喫した。

 そして僕の隣を歩く女性…美玲は、ずっと幸せそうな表情をしている。

 『これが、恋愛する、ってことなのかな…?』

 僕は、長い間忘れていた感情を、美玲に思い出させてもらった、そんな気持ちになっていた。

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