僕は僕自信が嫌いになったあの日、泣いている君に出会った。そして君に恋をした。
My
残された現実
時計の音、薄明かるい照明、ふかふかなベット、タバコの臭いと煙、使用済みの少しだけ熱が残ったコンドーム、バイブレーション鳴り響く着信するスマホ、そして全裸の僕がいる。
この日、僕は女性の気持ちを裏切り奪った。
この部屋の彼女の痕跡は、口紅がついたタバコの吸殻と僕の片手に握られた10万円だけだった。
現実感が湧かない現実を突き付けられた。
僕は部屋を出た。
午前3時17分
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