生きるのが辛くなったら

肉を食べましょう

問題。ギリシャ語で「第一」という意味の言葉から生まれ、英語でプロテインと呼ばれるものはなにか？

　答えは、「タンパク質」です。

　身体を構成する成分のうち、水分に次いでもっとも多くを占められているのが、タンパク質。

　筋肉、臓器、脳などをつくり、ホルモン、酵素、神経伝達物質などの材料となるため、摂取することで脳細胞の壊死を防ぎ、思考力を高め、神経の働きをよくして精神的な安定をもたらす。

　それだけでなく、免疫機能を高め、病気やけがに対する抵抗力や治癒力を高めます。

　なので、タンパク質が不足すると、脳の働きが鈍り、記憶力や思考力が減退、体力やスタミナが不足して、うつ病や神経症になりやすくなります。

　タンパク質を多く含む食品には、肉、魚介類、大豆・大豆製品、卵などがあります。

　加工食品には食品添加物が使用されるものもあるので、なるべく添加物のないものを選びましょう。

　魚介は、焼く煮る蒸すより刺し身がおすすめです。

　値段が高くなっていますが、かつお節、じゃこ、水煮缶、イカ、タコ、ホタテもいいです。

　大豆製品なら、豆腐や納豆、無調整豆乳、湯葉、油揚げ、厚揚げ、ごま豆腐、枝豆、黒豆、味噌、醤油などがおすすめです。

　高コレステロール血症の人以外は、制限することなく、卵を食べていいです。

　だからといって、ゆで卵ばかり食べ続けるのもどうかと思うので、その辺は節度ある選択をしてほしいです。