四大英雄の弟子

たすろう

第1話 プロローグ



「ほほう、セスタさん、案内、ご苦労さん。あそこに若い娘たち……いや、女子供が囚われているんですね?」


「は、はい」


 緊張感なく不敵に笑う若い男がここまで案内をさせたエトス村のセスタに声をかけると山林の物陰から、山間の川を挟み反対側のずいぶん昔に建てられたであろう古びた砦を睨む。

 その若い男は軽装で、この辺では珍しい片刃の長剣が納まっているだろう鞘を腰から垂らしており、甲冑などは身につけていない。

 セスタはこの若者の素性はまったく知らず、ただ旅をしている、ということを聞いただけだった。


「近隣の村々から略奪するだけでは飽き足らず、若い娘たちまで連れ去るとは許せん! ああ……娘たちがどんなひどい目にあっているかと思うと胸が痛むわ。よーし、糞どもめぇ、この俺が徹底的にお仕置きしてやる!」


「ちょっと……タクマ。張り切るのはいいけど、目的は賞金首の頭目ゲルパとその幹部たちを倒すことだかんね。囚われた女性や子供たちの救出はそのあとだよ、分かってる? そいつらは取り逃がさないでよ? そいつらを速やかに倒せば、野盗なんかどうせ逃げるだろうから。一人で襲撃する利点を最大限に活かしてよね」


 タクマと呼ばれた若者の後ろから、可愛らしいあどけなさが残る顔をした少年が冷ややかな声色で釘をさす。


「分かってる、分かってる、分かってるよ~、ルー君。要は人質にされる前に全部倒せばいいんだろ? 問題なし! すぐに俺が助けに行くからねぇ、待っててねぇ、レディーたち!」


「ルー君、言うな。もう、本当に分かってるんかな……このアホは」


 タクマと旅を続けて、その性格を嫌というほど知り尽くしているルーク・ミッシェルはひどい頭痛を押さえるように額に右手を当てた。

 この二人の場違いとも思える自然体なやりとりを、セスタは何とも言えない表情で見つめていた。


「タ、タクマさん、本当に一人で行くんですか? あいつらは最低でも二百人はいるんですよ? やはり、もう一度、仲間を集めて、それからでも……」


「今更、何を言ってるんですか。すぐにでも助けたいとセスタさんも泣いていたじゃないですか。それに村々の代表が必死な想いで遠い街まで行って、一緒に戦ってくれる奴らを傭兵ギルドで募ったのに誰も集まらなかったんだろ? それでどうやって今から仲間を集めるんですか。戦いに参加してくれるはずの村の男どもも、心が折れてしまっているようだし」


 それはタクマの言う通りであった。

 そのため、これでは戦いにならぬ、と村長たちの判断で人質救出を断念したのだ。

 妻と娘を奪われていたセスタはこれを聞くと、失意のどん底で身体を震わし、地面を叩きながら悔し涙を流していた。

 自分の家の……いや、本来は愛する妻と娘とともに住んでいた家の裏庭で、手の肉が剥げるほど、何度も、何度も、何度も、拳を固い地面に叩きつけ、言葉にならぬ嗚咽をもらす。

 その背後で、このセスタの姿を見つめていた二人の若い旅人に気づかずにセスタはそのまま地面にうずくまった。

 しばらくすると、セスタは人とは思えぬ形相で立ち上がり、納屋に向かうと、そこに立てかけていた古びた一振りの剣を掴んだ。

 無謀な特攻を決意し、納屋を飛び出すと、その出口の前にタクマが立っていた。

 セスタは驚き、立ち止まると、彼は笑ってこう言ってきたのだ。「俺が人質を救ってくるから、セスタさん、案内してくれる? 大丈夫、報酬は後払いでいいから。それとセスタさんは村長に人質救出が成功した時の報酬額をこのルークと一緒に交渉してきてね」と。


「それにね、セスタさんが考えるより俺は結構、強いから大丈夫! なによりもこの依頼を受けたのはある意味、俺だけなんだから、仕方ないだろ、うん、仕方ない、これは仕方ない」


「そ、それはそうですが、やはり……あの〝黒額(くろびたい)〟を相手にたった一人でだなんて……いくら強いといっても自殺するようなもんです」


 一年ほど前に忽然と現れ、近隣を荒らしまわったこの賊たちは額に黒いバンドを巻いていることから〝黒額〟と呼ばれている。

 この黒額の首領はゲルパと言う男で、その腹心たちと共にどこから流れてきたのか、いまだに分かっていない。

 しかし、ゲルパたちは個々に恐ろしく強く、また、戦いに長けた連中で、近隣の村や町に配置されていた警備の兵や若い男たちで編成された自警団ではまったく歯が立たなかった。

 その後、この噂を聞きつけた、ならず者やお尋ね者の賞金首などが自然と集まり、それを吸収すると、あっという間に数を増やし、辺境の野盗としては一大勢力と言っていいほどのものとなってしまった。

 そのためか、傭兵ギルドで依頼をしても黒額の名が出た途端、ギルド内の飲食可能なフロアで酒を飲みながら威勢のいいことを言っていた男たちまで黙り込み、姿を消していった。


「おいおい、それをセスタさんが言うかね。あの時、あのまま止めなかったら一人で突っ込んで行きそうだったけど?」


「いや、それは……。ですが、私は当事者です。それをいくら報酬をもらえるからって、部外者のタクマさんがこんな自殺行為のような戦いをする必要なんて……」


「いやいや、だから言ったじゃないですか。部外者の方がいいんですよ。村の人間だと分かったら、あいつらは必ず報復してくる。俺は通りがかりの旅人という感じで行きますから。その点、もし俺に何があっても、村の人たちには被害ないですから。まあ、負けませんけど」


「……タクマさん」


「大丈夫、大丈夫、セスタさん、俺は子供や女性……特に女性たちに酷いことをする奴らが生理的に嫌いだから」


「そういう問題では…‥それに領主様の軍ですら敵わなかったのに」


 実はすでに一度、この辺りを治める領主クリストフ・ヴィート辺境伯爵がこの膨れ上がった賊に討伐隊を派遣している。それは半年前、住民からの要請を受けて素早く騎士50と歩兵を合わせた300の兵を編成し、この賊たちを討とうとしたのだ。

 ヴィート家は武門の名家と謳われた家系である。その編成から出立までの動きは早かった。当然、住民たちは歓喜し、その勇ましい軍勢を手を振って見送ったものだった。

 しかし……誰もが予想しなかった事態が報告された。

 なんと、討伐隊がものの一日で撃退されてしまったのだ。

 ゲルパ率いる黒額は討伐隊の予想に反し、根拠地の砦で籠城はせずに大部分の戦力を密かに出撃させており、山間の地の利を活かして身を潜めていたのだ。

 そこに討伐隊が現れ、攻撃のための陣を敷く準備を始めたところを見計らったように背後から奇襲を仕掛けた。

 それは賊とも思えぬ統制の取れた作戦行動で、背後をとられた討伐軍が浮足立つと、絶妙なタイミングで砦に残っていたすべての賊たちが頭目ゲルパを先頭に突撃を敢行する。

 ここで討伐軍は総崩れとなり、騎士団を率いていた指揮官が討ち取られてしまうという不運も重なると討伐軍は完全に瓦解してしまった。

 そして、現在、討伐隊を再編成しているとのことだが、遅々としてそれがすすんでおらず半年が過ぎている。

 そのため、今ではこの辺りの村や町の人間たちは成す術もなく、被害を甘受するだけになってしまったのだ。

 また、この討伐軍の敗北をきっかけとして、黒額は女性にとどまらず、明らかに子供も攫うようになった。おそらく人質として扱い、村々の人間たちの反意を削ろうという目的があるのかもしれない。


「そうか、そうか、それじゃあ、なおさら俺が助けてやらんとな。それで助ければ……女の子たちはどれだけ俺に感謝するかなぁ。やっぱり、たった一人で助けに来た、というところがおいしいな。プププ……よーし、やる気が出てきた! セスタさん、案内はここまででいいから、早く帰りな」


 タクマは緊張感のない顔で張り切っている。

 今、眼前の山間に巣くっている黒額の砦を前にセスタは案内をしてきただけなのに恐怖心を抑え込むのに必死であった。

 だが、それでもここに来たのは、妻や娘を想い、その口惜しさを力に変えてここまで来たのだ。そして、唯一、黒額を倒すと言ってきたのはこのタクマだけだった。

 今、心の奥まで恐怖心を植え付けられた村人たちにこんなことを言える人間はもういない。タクマが現実を知らない若者ということかもしれないが、頼るのであれば、それが出来る、と言っている人間にしか頼めないのだ。

 実はセスタは少しだけ分かっている。今、自分は正気ではないかもしれない、と。

 何故なら、この自称強いと言っているだけの若者を一人で黒額に向かわせようとしているのだ。普通であればこんな馬鹿げたことをお願いなどしない。

 セスタはそう考えると、少しでも自分ができることをしようと思い直してきた。

 それは自分の矮小な罪悪感からの考えなのかもしれない。しかし、自分たちのためにこの若者は戦おうとしてくれているではないか。


「……分かりました。村に帰りましたら、駄目元でも必死に村の男たちにも声をかけます。それで人数を集めて……私もここに来ます」


「それだけは駄目だ! 俺、一人じゃなきゃ絶対駄目!」


 タクマは大きな声で即座に反応した。


「……は?」


 思わぬタクマの返答にセスタは呆気にとられる。

 その横でルークは大きくため息を吐いた。


「タクマさん! たとえ、タクマさんが本当に強いとしても、頭目のゲルパという男は腕がたち、頭も切れるという話で、しかも強力な風魔法まで使えるんですよ! ここまで連れてきて何を言うのかと思われるかもしれませんが……!」


「あ……えーとだな……あ!」


 一瞬、慌てるような顔したタクマが突然、慈愛に満ちた表情になる。


「だからこそだよ……セスタさん」


「え?」


「正直に言いますよ……」


 セスタは何かタクマには考えがあるのかと真剣な顔になった。もしかしたら、何か秘策や切り札があるのかもしれない。

 よく考えれば、いくら血気盛んなお年頃とはいえ、たった一人で命を簡単に捨てるだろうか。セスタは段々、この考えが正しく思えてきて、タクマに期待感が膨れ上がった。

 タクマはセスタの目をジッと見つめると……口を開いた。


「セスタさん、事前に俺は強いって言いましたよね」


「はい……」


 セスタはタクマを見つめる。これは何か切り札があるっていう話の流れかと考える。


「言い直すわ、セスタさん。俺はね、そりゃあもう、とんでもなく強いんだ。こんな黒額だが富士額だが、何だか知らないが、こんな野盗ごときの雑魚どもなんぞ瞬殺できるくらいに。そして、付け加えるなら俺はカッコいい」


「……!?」


 思考が固まるセスタの横で、ルークはタクマの話に半目で無言。


「それにな、こいつらは騎士団ですら倒せなかったんだぞ? それで素人の村の男たちが来たら、無駄な犠牲を増やすだけだ。さすがのカッコいい俺も全員のお守は無理だ。必ず死人がでる。村や町の男たちは貴重な労働力だろう? ただでさえ、すでに被害を受けているんだ。これ以上、貴重な人材を失ったら村も町も機能しない。それで俺が女性や子供たちを救っても帰るところがなくなってしまったら意味がないだろう!」


「あ……」


 この指摘にはセスタは言葉を飲んだ。これは辺境の村の厳しい現実でもある。男の労働力は村の皆が生きていくためにはどうしても必要なのだ。

 これを真剣な表情で語るタクマ……当初から飄々として掴みどころはなかったが、この青年は本心から賊に苦しむ村々のために戦おうとしているのではないかとセスタは思う。

 また、ここまで勝った後のことを考えているということは、やはり何か策があり、そしてそれなりに腕に覚えがあるのかもしれない。

 ということは、非現実なまでに強いアピールをしてまで、仲間が来るのを極度に嫌がるのは、何か理由があるのかもしれない。


(ハッ! まさかタクマさんは隠密裏に侵入して、ゲルパと一対一に持ち込む気じゃ!?」


 セスタは確信をもって目を見開く。

 タクマはこんなセスタの機微を無視してさらに語っていく。

 言い換えると、気づかなかった、もしくは見てなかったとも言う。


「だから、セスタさんは家で奥さんと娘さんの帰りを待っていな。俺が必ず、助け出してくるから。それで温かい食べ物を用意していればいい。できれば、俺の分も。あと、できればお酒も」


「あなた本当に一人で……」


「一人で大丈夫! 一人がいい! ここが大事! いい? セスタさん、絶対に仲間を呼んできちゃ駄目だからね、理由は、えーと、さっき言ったやつね」


「あなたという人は……」


 感動気味のセスタの傍らでルークは怒りを抑えるように目を瞑りながら口を開く。


「……一人じゃないと、解放した女性たちの感謝が分散しちゃうからね」


「そうそう! 特に若い女性のが! でも俺は未亡人もオーケー! ……あ」


「……は?」


 セスタが一瞬、何を言っているのか分からず、タクマとルークを交互に見ると、ルークがニッコリと笑みを見せて、セスタに体を向けた。


「なんでもありません、セスタさん。ここはもう危ないので僕たちに任せてください。それよりもここを僕たちが何とかしたら、村長たちに報奨金の交渉をお願いしますね。必ず、報奨金は僕を通してくださいね」


「え? あ、はい……それはもちろん。もし、人質の救出やゲルパの討伐なんてことができたら、村長たちもできるだけの褒賞金は払うはずです」


「あ! てめえ、ルーク! お前はまたそんなことを! そこでお金をもらったら俺のヒーローぶりにケチがつくだろうが! 俺は女性の心からの体のお礼だけでいいんだ! お金を貰った時に『これは、これからの村の復興に使ってくれ』と返すところを女性陣に見せるところまでが、流れだろうが!」


「ああ! いいから、もう行ってこい! この色ボケが! タクマのせいで僕たちの旅費は底を尽きそうなんだよ! タクマがいつも無駄に女に貢ぐから!」


「のわーー! ルーク! てめー!」


 ルークがタクマの尻を蹴っ飛ばすと、タクマは山の急斜面を猛スピードで落ちていき、姿を消した。

 その様子を目を大きく広げて呆然と見つめるセスタ。


(あ、あれ? 密かに忍び込んで、ゲルパと戦うんじゃ……)


 今しがた、仲間に蹴りを入れて死地に放り込んだ可愛らしい少年が眩しい笑顔で振り返る。


「じゃあ、セスタさん、あのアホが賊を退治して人質を救出したらセスタさんの家に行きますので、気をつけて帰ってくださいね。この辺に黒額の見回りがいるかもしれませんから」


「……は、はい」


 そう答えるしかないセスタは体を翻して村に戻るために走り出した。

 そして、現在進行中で山を転げ落ちていくタクマはというと……、


「よし、ここは俺が颯爽と救い出せば……囚われた女たちはもちろん、俺に感謝して……ムフフ。今日の夜は忙しいぞぉぉ!」


 などと叫びながら、ただらしない顔で山を転げ落ちていった。

 数分後、村へ急ぐセスタの背後……黒額の居城となっている砦から敵襲の知らせとなるけたたましい銅鑼の音が響いてきて、セスタは思わず振り返る。


「タクマさん、本当に……一人で」


 セスタはタクマという若者が本当に一人で黒額に仕掛けたことを、今頃になって実感したのだった。




 その次の日の夕方……

 セスタはエトス村の自宅の中で貴重な食料を切り崩し作ったスープを用意して、長い時間、祈るようにテーブル腰を掛けていた。

 タクマたちがあの後、一体どうなったのか、実は分かっていない。

 冷静になって考えれば……タクマという若者が生きている可能性は限りなく低いだろう。

 そんなことは分かっている。

 だが何故か……セスタは頭では理解しているのに……タクマと別れたときに言われた通りに食事を用意していた。それと備蓄が最後になるお酒も。

 今は、タクマたちが人質を助けてくれると信じるしかないのだ。いや、信じる、という行為にしがみついているのかもしれない。

 すると……突然、家の外から騒がしい声が聞こえてきた。

 それは村の住人たちの声だった。


(これは……歓声?)


「……!?」


 セスタは大きく目を広げると、椅子を転がすように立ちあがり外に飛び出す。

 必死に、それは必死に……この瞬間、肺が潰れても構わないというほどセスタは村の人間たちの歓声が聞こえる方向に走った。

 セスタの前方にエトス村を囲う柵の出入り口が見えてくる。

 家を飛び出してから村の入り口まで数分の時間だったはずだが、今のセスタには永遠の時間にも感じられるほど、遠く感じられた。

 セスタが到着し……息を切らしながら頭を上げた。

 すると……昨日、敵の砦の前で別れた一人の若者と可愛らしい少年が姿を現し、セスタに気づくとこちらに向かってくる。

 セスタの視界に……その若者たちの後ろに広がる光景が目に入った。


「ああ……ああああ……」


 セスタの激しい呼吸が、喜びの嗚咽と重なっていく。

 何故なら……

 タクマとルークの背後には凶悪な賊に攫われたはずの……大勢の女性と子供たちがいたのだから。


「おお、セスタさーん、言った通り、人質たちを助けてきたぜー!」


「まさか……まさか……本当に一人で、黒額から人質を……」


「ああ、全員、足腰立たねーように、はり倒してきたわ! まあ、今はそんなことより、だ、セスタさん。ほら、早く行きな」


 タクマがセスタにニヤリと笑い、大勢の人質の中から涙を流す大人の女性と少女の肩をに手を置いて前に出てくるとその二人の背中をポンと押した。

 セスタは咄嗟に全力で走る。

 そして……若者に背中を押された……妻と娘の前に駆け寄ると、震えた手で二人をきつく抱きしめた。


「お、お前たち! よく……よく無事で……」


「……あなた!」


「お父さん!」


 涙を流し、親子三人が無事を喜びあう。互いにもう二度と会えないのでは、とまで考えたことのある親子は周りを憚ることなく声をあげて泣いた。

 ルークはその傍らで、この光景を見つめると安堵したように微笑する。

 その表情は明らかに「良かったですね」と言っているような顔だった。

 同じくその横で、セスタたちの姿を見つめるタクマもニッコリ笑った。


「セスタさん、俺のごはん用意してある? あと、お酒も」


「この馬鹿がぁ!! 空気が読めねぇのか!!」


 声を張り上げたルークがタクマを張り倒した。



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