第9話 道中の出会い

何年も前、塾からの帰宅途中の出来事です。


塾の出口を出て駅に向かうと、若い男の人のようですが、

海外の色の黒い方が寄ってきて遊びに行こうと言ってきました。


我「いいよ」


と言うとアパートに連れていかれました。

荷物を引ったくろうという感じでもなく、

変なところを触ろうという感じでもありませんがアパートのドアを開けたら

もう1人シャワーから出てきた国旗のパンツを履いた黒い方が登場…

少しびっくりしましたが、危ない感じではなかったので、

部屋で話したり、トランプなんだかして

帰りました。


次の日、友人に話したら驚いて

友人「怖い!普通そんなとこ絶対行かないよ!」

と言われました。


我「そうなんだ」

友人「もう行っちゃダメだよ」


我「うん、でもそんな危ない人じゃなかったよ、また遊ぼうねって言ったんだ」

友人「行っちゃダメ」


それから塾に行くとそのアパートが気になりましたが行きませんでした。


友人「もう行ってない?」

我「うん、何合室か忘れてしまった」


あれから色黒の友人は現れなかったが元気だろうか…


おしまい

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