[キタキツネ] さよならみんな キツネ憑き <中>
夜中の寝室でボクはあお向けに動けずいた。外も部屋も暗く、吹雪で窓が音をたてている。
目先にまばたきらしき動きが見えたの。
それと、ほぼ同時のこと
『キタキツネ、貴方やつれたわね・・・』
聞き覚えのある声だった。
前に寿命で消えた、ボクの青いお友達
ギンギツネのお化けがいた。
見ると、何故かギンギツネはボクをひざ枕していた。どことなく姿はウツろ。
驚いたけどまず嬉しく思った。あの二人が教えてくれた "おまじない" は本当だったんだ。
ギンギツネに言葉を返そうとした。けど──
( んくっ あれ・・・? )
声が出ない。
金縛りのせいか口元も開かず、唸り声も上がらない。動こうにも体が軋み、首からつま先に強いシビれを感じた。
『もしもーし、キタキツネぇ。』
ギンギツネはうんざりした顔でボクを見下ろし呼びかける。
声には風のような響きがあった。
『貴方さ、ちゃんと私が見えてるのよね。
なんでそう黙ってるのよ!せっかくアッチから来たのに、なにか言ってみなさいよ!?』
霊ギンギツネはボクの鼻先まで顔を寄せ、怒った口調で訴える。息づかいは感じなかった。
ここで「あれ・・・?」って思った。
どうやらこの娘、ボクが硬直していることに気づいてないらしい。
つまり、金縛りはギンギツネの仕業ではない
何かヤバい気がした。
とっさにボクは目で訴えようと考える。左右に目線を流し、また目を合わせ、細めてまばたき
これでも必死だ。だけど・・・・・・
『...その顔、なに。またケンカしたいんだ?』
ギンギツネは更に不機嫌そうに見下ろす。
ふいにボクの目から涙がこぼれた。怖いとかではなく、彼女の言葉である事を鮮明に思い出して。
✱
前にも言った通り、ボクはギンギツネとケンカしてそれっきり、一生お別れとなってしまった。
あの時カピバラが寿命で消え、じゃあ自分はいつ消えるのか・・・そう考えると怖くて怖くて、部屋の座布団でうずくまり震えていたの。
どれほど経ったか、いきなりギンギツネが入ってきてボクに言った
「ねえ、貴方いい加減引きこもってないでお風呂入りなさいよ!?」
なぜかこの時だった。ボクの何かがキレた。
急に入ってきたからなのか、それとも、言葉の中にイラっとする部分があったのかな
・・・自分でも分からない。
お互い相当ひどい顔してたと思う。ボクは掴みかかり、ギンギツネと揉みくちゃになって、それは激しいものだった。
ボクのこと心配してくれていたのに。それに自分が消えるより怖いことなんて、いくらでもあったのに。
まあ、つまりだよ・・・。
ケンカはボク側の一方的な当てつけによるもの。どう考えても悪いのはこっち
ずっと後悔してた、ごめんなさい。
✱
ボクは真顔でなみだを流していた。一方の霊ギンギツネは、どこかイジワルっぽく、ニヤニヤとボクを見下ろす。
彼女はゆっくりと呟いた
『フフ、やっと少しはイイ反応した。それでこそ貴方のいるこっち側へ戻ったかいがあった。
もう泣かないで、キタキツネ』
ギンギツネはボクの涙をなめて拭く。
動物の毛づくいみたく思ったけど、その行動に少し妙な感じがした。
いつの間にか朝を迎えていた。
カーテンの隙間から射す朝日はギンギツネの身体を照らさず、通り抜けていた。
それを気にもしない様子で彼女は言う
『キタキツネ、そろそろ起きられないかしら。私こんなだけど膝は痛いし、きちんとした体制でお話したいのだけども』
... まだ動けなかった。声も出せない。
どうやら霊ギンギツネが察したのはボクの心境 (ケンカのごめんね) に対してで、金縛りには結局気づいてなかった。
ただ、真顔で泣くボクを不可解には思っていたようですぐ察してくれた。抜け目も愛嬌
ボクを見下ろしギンギツネは言う。
『あなたが金縛りに合っているのは私のせいではない。私ができるのってそういうのじゃないし。
多分 "コレ" が、原因でしょうね』
そうして示したのはボクのけもの耳。一瞬ワケ分からなかったけど、よく見ると仕込んだ写真の方を指してた。
聞くと、今も枕の下でアッチ側とこっち側が繋がって吸引力が働いているのだそう。
例えるなら "そうじ機に吸いついた状態" 。
吸われてるのは、もちろんボク。
どうしようと思った瞬間、すでに霊ギンギツネは手を突っ込んで写真を取りだしていた。
『大丈夫、私がこっちへ通り抜けた以上、もうこの写真は必要ない。
だから、こうしちゃうからね』
┈┈ぱくっ
なんとこの娘、写真を食べちゃった。とたんに全身がスーッと軽くなっていく。
これは後で知ったんだけど、よく物を失くすヒトって、何かが憑いているからなんだって。
<霊が興味を持った物は、消える>
ギンギツネの食べた写真が、もうどこにも見当たらない。それが証拠・・・。
(あと今更だけど、頭の下に枕と霊ギンギツネのひざがあるのに高さは変わっていなかった。
この娘のひざ自体は透けてたんだと思う)
清々しい朝だったな。誰か (お化けだけど) 一緒に居るだけで、こんなに気持ちが違うなんて。
ひさしく忘れていたの・・・。
3.
「ギンギツネ...ごめんなさい。あの時のケンカ、全部ボクが悪い。ずっと謝りたかった」
二人で居間へ移動し、ボクはギンギツネへ向けて懺悔する。両ひざを畳に付け、頭を下げて。
許す許さないどうあれ、このまま黙って消えられないっていつも思っていた。
うずくまっている恰好のボクを前に、ギンギツネの目線が一瞬反れた、ように感じた。
ギンギツネは間をおいて言った。
『私もピリピリしてて、つい意地張ってた。お互い気持ちを言い合えないで、私が先に消えたのは心残りだった。
こちらこそごめんなさい。そしてありがとう。
この件はここまでにしましょ、貴方と私との仲なんだし!』
たくさん責めてくれて構わないと思ってた。けど、ギンギツネはさらりと許してくれた。
ボクは本当の意味で救われたんだ。
それからいっぱいお話した。
一人のゲームが楽しくなかったこと。
ボクなりに温泉の管理をがんばったこと。
朱い娘、黄色い娘との最後を過ごしたこと...。
ギンギツネは、居間のテーブルや座布団、おんせんの場所を、どこか懐かしむように眺めていた。
そして時間が経ち、暗くなった夕方ごろ。
お昼過ぎから急に寝不足の疲れを感じ、一旦ギンギツネと別れてゲーム部屋でぼんやりしていた。
夕方の暗い部屋に、夕日が窓から射す。
そんな時のことだった
『ねえ、キタキツネ』
「わっ!? びっくりした...」
突然の声にボクは飛び跳ねてしまう。霊ギンギツネが、並んだ筐体の一つ先のイスにいつの間にか座っていた。気配も足音もなく。
夕日は彼女の足元をすり抜け、下半分の見え方がウツろになっていた。
「...どうしたのさ」
思わずボクは身構えて尋ねる。
こっちに向けるギンギツネの表情と、その雰囲気にイヤなものを感じたから。
前にも体感した空気だった。
かつて マーゲイ と ショウジョウトキ が "おまじない" を教える前に見せた、何か <決心した顔> <雰囲気> 。
霊ギンギツネは喋りだす。
『貴方にね、そろそろ伝えなきゃならないことがあるの。それは私がこうして、あなたの前に再び現れた理由。
私、やるべきことがあるんだ』
やるべきことに、それと現れた理由?
・・・ワケ分からなかった。
そもそも現れた <理由> ってのは、ボクがこの娘を呼びよせたから、のはず。
加えて言うと "独りぼっちに耐えかねた" から。
<やるべきこと> ってのも何なのだろう
『よいしょっと......』
考え込むボクをよそに、ギンギツネは立ちあがって左隣にまた座る。場の空気がどこかふわふわし、ボクは瞬きすら忘れていた。
霊ギンギツネは言う。
『ねぇキタキツネ、知ってるかしら。
生き物がソレを終える時ってね、<ナニか> がお迎えに来るんだ。
いくら逃げても捕まって、アッチ側へ引っ張られちゃう。それが寿命っていうの。
<ナニか> は自分にしか見えないけどね。』
その言葉は当事者が持つ、妙なほどの重みがあった。この娘にも <ナニか> が来て、どうにか逃げようとしていたのか。
・・・?
ところで、なぜギンギツネは急にそんな話をするんだろう。なんだか不吉な感がよぎった。
こっちの内心を知ってか知らずか、霊ギンギツネは決定的な答えをボクに告げだす。
その "ヤるべきこと" に対しての。
『お迎えに来たんだ、貴方のことを。
わざわざそちらから呼んでくれて、とっても嬉しかった。本当にありがとね。』
影に黒ずんだ優しい顔をしていた。
怖いともいえるし嬉しいとも言える、不思議な気持ちだった。金縛りじゃないのに言葉が出ない
が、ふいにボクは二つのことを察した。
まず、この娘こそ <ナニか> なのでは
ただ・・・ボクのみにとっての。
次にその <ナニか> に思い当たるものもあった。確かゲームでもそれっぽいモノがいた。
そして思い出す。それは "しにがみ" 。
要するにギンギツネは、ボクのシニガミとして目の前に現れたってことになる。
(ただ <ナニか> って呼び方と、ゲームしないことから、この娘は名前まで知らなかったと思う)
夕闇、吹雪になりだし窓が音を立てる。
だけどボクの中で「パークの音」は確実に遠のいていた。霊ギンギツネ側へ意識が吸い込まれていくような。
ギンギツネから目をそらせなくなった。
ボーッとする。身体に力が入らない
柔らかい眼差しでギンギツネは言う。
『安心して。私はキタキツネに、怖いとか、寂しいって思いはもうさせない。いい?
ゆーっくり息を吐いて、力を抜いて。』
ボクは言われるままゆっくり息を吐く。一緒に意識も漏れてるかのように気が遠くなってきた。
ギンギツネは背後にいた。
背中から熱を感じ、それがじわじわと全身に広がっていく。
ぼんやり、ある匂いを感じたの。
イチゴっぽい甘い匂い。
心地よさとどこか懐かしい感覚の中、後ろから霊ギンギツネは言った
『キタキツネにハイル。ウレシイ』
耳が遠くなっていく。多分ボクはギンギツネに憑き殺される。でも、もう何も怖くなかった
✨
もしかするとあのお
朱い娘が生前、お呪いを成功しなかったのは、きっと「自分の寿命が近いこと」も条件だったから。
もちろん マーゲイ や ショウジョウトキ、霊ギンギツネのことは恨んじゃいない。ボクの願いは叶ったんだ。
パークのお友達、ぜーんぶ消えた
どうか覚えておいてよ。
生き続ければ、みーんないなくなる。つらいの
これでボク、キタキツネの歩みは終わり
✨
―― では無かった。
まだボクの存在はパークにあった。
夜が更けた暗いゲーム部屋で座りこけ、身体はだるく、でも妙にぽっかぽかだった。
呼吸している。部屋の寒さを感じる。
足を踏めばたんたんと床から音がする。
生きてる実感って言うのかな。まだそれがある。
「・・・そうだ、ギンギツネは」いなかった。
あの娘がボクのタマシイを連れ出し、それで今ここにいるキタキツネは終わる
そう考えていたけど、何か違うようだった。
ギンギツネを探さないと。
隠れるとかすれば、まだ生きられるかもしれないけど、今更どうでもよかった。
もう、独りぼっちの方が辛くてつらくて
部屋を出る。その時だった
『勝手に歩き回ろうとしちゃダメじゃない』
あの娘の声がした。・・・けどどこから聞こえたか分からなかった。
『私を探そうとしてたんだ、そんな必要ないのに。でも気に掛けてくれてウレシイ』
ボクの中から、だった。
思えばさっき『ハイル』とか言ってたけど、これがそういう事らしい。
いや、それより・・・・・・
「ボクって、もうお終いじゃなかったの?」
『早とちりさん。ここから私がどうするか、教えようとする前に貴方は気を失ったのよ』
独り、声を上げるボクに、中からギンギツネは答える。どうやらまだ途中までの段取り・・・だったらしい。
次の瞬間、ワッと声を上げてしまう。
『まあ、そろそろ貴方は連れて行く』
ボクの脚がひとりでに廊下を歩きだした。中からギンギツネが操っているらしく、脚どころか全身の自由が利かない。
外へ出るための玄関ではなく、温泉を目指しているようだった。確かにボク達が最期を過ごすに、ふさわしい場所ではある。
勝手に動かされている状況に、PPPの "フルル" が高速で踊るような場面をなぜか想像した。
(実はボク、自分でおふろ行くのも稀)
歩く間、ギンギツネは今の状態を説明する。
『ところでこれ <キツネ憑き> っていうの。
"キツネが憑かれる" って意味ではなく "キツネが憑く" ってイミなのよ。』
「分かる、よ、それくらい」声は出せた。
でも実際、キツネがキツネに憑かれるって、かなりこっけいかもしれない (ボクが) 。
得意げな声で霊ギンギツネは続ける。
『マーゲイやショウジョウトキに聞いたと思うけど、他フレンズの霊は、せいぜい呼びよせた娘の近くに憑いたり、お話ができるくらい。
でもキツネ種は不思議で、憑いた相手を乗っ取ることもできるの。』
その気になればキタキツネの存在も奪える
でもそうはしないとギンギツネは言う。
『あくまで私の目的は貴方のお迎え。それに私だって、独りはもうイヤだから』
ギンギツネは姿を現し、俯く。
結局ここからはボクの手を引いて温泉へ向かう。もちろん逃げようとは思わなかった。
ちなみにだけど、もし存在を奪ったとして、盗られた側がどうなるのかは分からないとのこと。
脱衣所に着くと毛皮を脱がされ、ギンギツネも脱ぐ。タオルとかは無く、完全すっぽぽん。
ギンギツネが温泉への戸を開ける。
夜の空間が湯気で満ち、景色は見えない。
さて、最初にも書いたけど──
ここからボクは泣きながら最期を迎えることになる。でもそれは、まだ生きたいと嘆いてるわけではないし、今さら怖くなったとかでもない。
ただ一つ言うとね・・・・・・。
これから始まるのは、霊ギンギツネによる、ボクへの恐ろしい仕打ちだった。
『おいで、キタキツネ~』
ギンギツネはどこか嬉しそうにボクの手を引き、ペタペタと湯舟へ向かう。
そのままちゃぷんと入る、かと思いきや、手前で立ち止まってこんなことを言い出した。
『そういえば説明が途中だったわね。これで貴方はお終いだけど、つらい気持ちは味わせない。
かと言って眠るような <静かでつまらない状態> にもするつもりはない』
『未練なく一緒にイきましょ』
「う、うん・・・??」
言葉じりに妙な引っ掛かりがあったけど、つまらない状態を嫌うのはゲーム好きなボクへの配慮だと思って戸惑いながらも返事する。
だけど、次にこの娘が取った行動は、温泉に入るでも、体を洗いに行くことでもなかった。
またボクに取り憑いてきた、ただし今度は急に、不意を突くような形で。
そして中から彼女は言う
『 <キツネ憑き> と、その性質をアッチで知った時ね、もしまたキタキツネに会えたなら、コレしかないと思ったの。
貴方とはケンカ別れしたっきりだったし、どうシてやろうかとも実は考えた。けど謝ってくれたからそれはもうイイ。』
『でも、貴方が悪いんだからね。私を呼び出してしまった貴方が。』
不気味なものを感じた。言ってる事もどこかメチャクチャ。ケンカを実は根に持ってて、でも許してくれた
・・・はずなのに、当て付けがましい言い方。
身体が勝手に温泉へ入る。
湯船に浸かる。間もなくのことだった
「『んぎいぃッ!?』」
全身の激しい異変を感じ、思わず悲鳴とも呻き声ともつかない声を上げてしまう。
ギンギツネの叫びも聞こえた・・・?
「なに、これぇ...!!」
その異変とは電流が走るような、強烈な気持ちよさだった。
前に筐体の線でコケたことがあり、その際に感じたビリビリに似ている気がしなくもない。
ギンギツネはコレについて説明する
・・・が、同じく快感に浸っているのか、頭の中に声が響いてぐわんぐわんした。
かいつまんで纏めると、<キツネ憑き> とは相手の "全身の肉と皮との間" に入り込むのだそう。
だから強い力で相手を乗っ取れるし、憑いた側の動きを沿わせることもできる。
だけど──
このキツネ憑きにはもう一つ性質がある。
『憑いた相手の感覚、一緒に感じるっ。
例えば痛かったりぃ気持ち良かったりすれば、こっちもそう感じるの!!
でももっと面白いッのは、私が感じたソレをっ、さらに上乗せて憑かれた娘が感じるのっ。
そしてそれをまた私が感じて繰り返すッ、感度がどーどー巡りぃしてどんどん冴えていくっ。
面白いのっ!!』
・・・何とか呂律を回しギンギツネは言う。
つまり、憑かれた状態で温泉に入り続ければ、心地イイ感覚がお互いを巡って重なり続ける
ボクは快感に飲み込まれ終わることになる。
先ほどの『つらいとか、つまらない思いはさせない』とはこういう事だった。
"アッチ" で何があったのか知らないけど、明らかにギンギツネの性格は捻くれていた。
して、一方のボクもゲーム好きだからなのかな。この時どういうわけか悔しさを感じたの。
勝ち負けでいう「負け」の感覚だ。
このままギンギツネに縛られ、黙って逝かされるのがシャクだった。だから書き残そうと思った
┈─ここまでが、始めに記した通り。
これこそがボクの "イショ"。
快感の上乗せが緩やかなのとギンギツネも悶えてるお陰か、右手は何とか動かせて湯灯りと石段を頼りにコレを書いている。
但し、右手以外はギンギツネに憑かれてるせいでガッチリと動かない。
・・・でもそろそろ、ここまでみたい。
(特にキツい) お股や心臓の快感に耐えつつ、座って意識を保っていると、急にお尻と足でバランスが取れなくなった。
見るとボクの身体はフヤフヤになりだし、少しずつ解れてきている。
固形の入浴剤が泡を出し、小さくなるように。
でもやっと分かった。
結局ボクはギンギツネのことが大好き。
だから何されても許せちゃう。
それに、この娘の気持ちが分からないほどボクもバカじゃない。
霊になって捻くれてもなお、これがボクに向けるお節介なら、それも良いかなって。
なーんて、ボクにしてはちょっぴりカッコイイこと言ってみたけども・・・・・・。
そして最期にギンギツネもボクに何か言ってたけど、残念ながら聞き取れなかった。でもいい、アッチへ旅立つ間にまた聞こう。
さて、ボクのお話ももう終わり
程ほど悪くないフレンズ生だったかな。
ハジける きもちいい さよなら
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