デミウルゴスと幼女とかえる
今日は人間に紛れて観察するため、人が殺せないのでデミウルゴスは、
とりあえず蛙の話だと幼女に通じるみたいなので、早く終わらせるためにも自分は蛙という存在であるという事にした。
デミウルゴスは幼女を見下ろして、仕方なく話しかける。
「蛙の私は、貴方の親を見つけて早く人間の観察と実験に戻りたいので、親の特徴を教えて頂けませんか?」
ズバッと幼女に質問した。
「かえるさん、パパママいないの~?」
____はい、話は通じませんでした。
「しょうがありません。人がいそうな場所を歩き続けるしかありませんね」
デミウルゴスは溜息を吐いた。
空が飛べなくて、呪言が使えなくて、殺せないのは、面倒くさいし非効率的だ。
こんなに人間とのやりとりは面倒くさいのかと、人間は実験しているときが一番楽だな。と思ったデミウルゴスだった。
(さすが、アインズ様だ。会話で崇拝する人間を増やしたり、使える人間を選抜していくのはすごい事だ)
面倒くさいが人間と離れるために、もう一度幼女に話しかけた。
「貴方は、普段何を召し上がっていらっしゃるのでしょうか?私は普段、人間に死んだ人間やモンスターのミンチをあげているのですが、全然食べないのです。共食いはされないのでしょうか?」
とっても丁寧に話しているが、話していることが怖いデミウルゴス。
幼女は手をぶらぶらさせて遊んでいた。
「みんち~?なにそれ~?ともぎ?わかんない~」
____だめだ!話が通じない!!!
にっちにもさっちにもいかないので、デミウルゴスは次の案を実行することにした。
その名も「人間には、人間作戦!!!」
____街の路上でデミウルゴスは、とても悔しそうにメッセージを使った。
ナザリック地下大墳墓内で、人間とのやり取りが上手な人物に連絡を取った。
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