夢幻鉄路 - Between the reality and the dream

雪夜彗星

序詩

まだそこにはあるはずだった


もう何もかもが錆びついて

時の経過を忘れていたけれど


それぞれの座標におかれた駅

夢に続く鉄路

舞い落ちる雪は旅を彩る


疲れ切った僕が見たのは

壊れてしまった君の姿

僕はとっくの昔に列車に乗って

君の位置から遠い場所にいたけれど……

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