第二十章 万延子と文前久子

前章のあらすじ

囚われたふみを救出するため、リヒト支部に侵入したアサキたちだが、二人の魔法使いの襲撃を受ける。

リヒトの特務隊だ。

白いスカートの魔法使い、さいとう

黒いスカートの魔法使い、やすながやす


斉藤衡々菜は出入口のない閉鎖された空間へとアサキを引き込み、一対一での戦いを挑む。

康永保江は一人で、カズミたち残り全員の魔法使いと戦う。


斉藤衡々菜もアサキ同様に呪文非詠唱発動能力者で、アサキを追い詰める。


アサキは腹を貫かれて、意識朦朧。

だが気力を振り絞り、貫かれたことを利用して反撃、自分の腕を切り落として飛ばす巨大パンチで大逆転勝利。


だが、なんとか勝って元の部屋に戻るアサキを待っていたのは地獄の光景だった。

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