大団円にーい 続・連想ゲーム

     1

「分かった?」


 ちゃんと伝えてよね。頼んでおいてなんだけど。


 と、アサキは苦笑しつつ再度カズミに説明している。


「ごめん。つうか、最初からそういえよもう」

「いったよお!」


     2

 カズミ、前方に第二中の魔法使い、よろずのぶが歩いているのを発見。


「お、まずはあいつでいいや。おーい!」


 走って行く。


     3

「なにか用事かな? 第三中のあきちゃん」

「おう、アサキからなんだけどさ……かくかくしかじか」


 ひそひそ、こそこそ。


     4

 そして……


「ケタ外れに失礼だなキミはあ! いくら温厚なわたしだって、限度があるぞお!」

「うるせえなあ、アサキがいってたんだよ!」


 ドカドカドカドカ、殴り合い蹴り合うカズミと万延子。


 騒ぎに、アサキが走って来る。


「だっ、だからカズミちゃんっ、なんていったのおおおお?」


 わ、わたし、殴り合いになるようなこと頼んだあ?

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