大ぼけガールズ カズミあんどアサキ 痛(ツー)

【四コマ漫画風小説 大ぼけガールズ カズミあんどアサキ ツー


     1

 私服姿で夜の繁華街を歩いているカズミとアサキの二人。


「アサキさあ、さっきの話どうしようか」


 カズミが尋ねる。


「うーん。こうしたらいいんじゃない」


 アサキはちょっと考え込み、思い付いた提案を語ろうと人差し指を立てた。


     2

「はあ? 真面目に考えろよお。なんだよ、ウンコをしたらいいって」


 真面目な顔で、というかちょっと引いた表情でアサキのことを見ていると、アサキは慌てたように手を振って、


「え、えっ、ち、違う。このようにしたらいい、っていったんだよお」


     3

「あ、ああっ、なあんだ。あはははは」


「えへへへへ」


 恥ずかしそうに笑い合う二人。


     4

「勘違いしたあたしがバカみたいじゃんかあ!」


 ボッガーーン


 ジェットアッパー炸裂! 天高く吹き飛ばされたアサキが、くるくる回りながら小さくなって行く。



「またこのパターンかあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ」


 キラーン


 こうしてアサキは夜空の星になったのです。


     ― 完 ―

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