第七章 決戦 広島対大阪

前章のあらすじ

アサキのクラスにまた転校生が入ってきた。

慶賀応芽、関西人である。


このクラスばかり増えておかしいなと思っていたら、やっぱり編成で招かれた魔法使いだった。


六人目の仲間、ということではあるがあまりに気が強くエリート意識の強い彼女は、特にカズミと合わずに衝突ばかり。

ヴァイスタと戦いになるのだが、そこでもやはり起こるいがみ合う始末。


決着をつけようということになるが、なぜか選んだ勝負がバスケットボール、しかも何故かカズミの代わりにアサキが駆り出されることになるのだが……

意外や意外、アサキが圧勝して勝負を終える。


悔しいけれども気持ちサッパリしてしまい、雨が降ってなんとやら、応芽はあらためてカズミへと握手の手を伸ばすのだった。

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