最後の3行は人間のエゴでしかありませんね。気候変動にまで関わることではありませんが、「ヒトの所有欲」は、地球上の自然のサイクルを乱すデストロイアとしての愚行の一つと言えるかもしれません。ですから多くの小魚同様、野生の花も鳥に捕食されたり、災害で生存が脅かされる前提で、保険をかけるように膨大なタネを残すのでしょう。なにしろ自身はひとところに留まりながら可憐できれいな花を咲かせ、甘い蜜をエサに自らの種を昆虫や小鳥に受粉やタネを運ばせる“したたかな戦略家”ですからね。
今後ともよろしくお願いします。
作者からの返信
鷹香 一歩 様
コメントありがとうございます。
基本的に人間以外の生物のほとんどは、生きていくために自らを環境に合わせて変化(発達と対価を含む)していきます。しかし、人間は生きるためのみならず、快適や娯楽のために、環境を変えてしまいます。
そう考えると、素晴らしい自然の生物の戦略は、人間のエゴに比べると、それ自体が尊く美しいものだという気がしてきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
こんばんは、矢指 嘉津様。上野文です。
オチが秀逸ですね。
花「…と思った? 花開いた時点で花粉は飛ばし済みよぉ。余生を楽しく過ごさせてもらうぜぇ」
などと、追加で考えてしまった私はねじれてる^^
でも、人間が思うより強いですよん。きっと。
作者からの返信
上野文 様
コメントありがとうございます。
お褒めいただきありがとうございます。花は種の保存本能で花を咲かせ、人は自らのエゴで花を摘みます。
多くの生物は、弱いほど多くの子(種子)を作りますからね。個体としてはともかく、種としては本当に人が思うより強いと私も思います。
今後ともよろしくお願いいたします。