「怖いですねぇ、怖いですねぇ」
稲川淳二さんの怪談話にも勝る古代の呪術。平たく言うと、支配者が民衆を治めるための“仕掛け”ですよね。イソップ童話、グリム童話しかり。多くの親が子どもの躾に使う寓話も「呪術」のひとつでしょうか。ヒトの想像力がなせる「催眠術」のようなものでしょうね。
会社組織の中で自覚もないままに「壺」に入れられ、気がついたら「出世競争」の真っ只中。落ちこぼれる怖さから逃れるために上へ上へと走り続け、運よく上り詰めても誰かの「壺」の中。しかも上から重石で蓋をされたらもう耐えられません。
「やっぱり怖いですねぇ」
それにしても「蟲毒」って字面からして怖そうな名前ですよね。虫に責任はないんですけど…。
作者からの返信
鷹香 一歩 様
コメントありがとうございます。
昔の童話って、「大人が子供に隠したい」ものから目を背けさせるために係れたものって多いらしいですね。子供がどんなに親から虐待を受けても、結局親から離れたがらないというのも、おっしゃる通り、ある意味の催眠だったり洗脳だったりする面も大きいと思います。
今の日本の高学歴を追い求め、「いい会社」(そもそもいい会社ってどんな会社だ?と思うところがありますが)に入ることを、子供の頃から親・学校・その他周囲の人から求められ、本人の意思は置いてけぼりに、いつの間にかみんな同じ行動をとって・・・・
怖いですね。。。ブルブル・・・
今後ともよろしくお願いいたします。
本当にたとえ方が上手いですね(*´∇`*)
内容が内容なのに、むしろほっこりしました。
作者からの返信
上野文 様
コメントありがとうございます。
わ~い!!上野文様に褒められちゃいました♪
しかも、「ほっこり」という予想外の反応までいただけるなんて!!
うれしい限りです。
今後ともよろしくお願いいたします。