ゴミ分別と大人の分別。#44

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2009年の別ブログより。

グダグダ長く、内容も「私も若かったなぁ〜」という内容で本当にお恥ずかしい限りなんですけど、このやり取り、どうにも素直にごめんなさいとなれない的外れな噛み合わなさもまた一興かと思い、あえて転載します。

ご不快になった方がいたら、本当にゴメンナサイ。今はこのようなことはいたしておりません。

ちなみに、今も鼻ズルズルの風邪を夫にうつされて、頭ぼぅっとしております。なので、えいやっと投稿ボタンを押してしまいました。

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どうにも鼻からの水漏れが止まらない…。

世間で言うところの、風邪というものかもしれない。


なので、いくつか書きたいことが溜まってはいるものの、今日も更新せずに早寝する予定だったのに。。。


さかのぼれば今朝、いや、夜中から鼻が詰まり始めたらしく、痛いわ息は苦しいわで何度も目が覚めて、今朝の目覚めはヘロヘロでした。

絶不調。


なのに、今朝は月に一度しかない燃えないゴミの日なのでした。

今日出さなければ、お正月のあいだ中、切れてゴミとなった蛍光管だのといっしょに過ごさねばならない。それはイヤなので、ヘロヘロの体にムチ打って、パジャマの上にダウン着たりGパンはいたりして、なんとかゴミを出しに行ったのです。


それから部屋に駆け込み、ダウンだのGパンだのを脱ぎ捨て、なだれ込むようにもう一度お布団へ。


あぁ、できれば息をしたくないくらい、鼻の奥とか、鼻とノドの境目とかが痛い。痛過ぎて涙目になる。。。


んで、時計の短い針がグルグルと1周以上した、ついさっきですよ。


明日は、週に2回の燃えるゴミの日なわけだ。

ここで、ズルズルする鼻をかみかみ、わたくしは考えた。

この分だと、明日、鼻の状態が全快してるとは考えにくい。

ということは、夜中じゅう、またよく眠れないかもしれない。とにかく息がしづらいのだから。

幸い、今回出す予定の燃えるゴミにはほとんど生ゴミがない。この前、何日か食べられるメニューを何品か作って、その調理時のゴミは前回の燃えるゴミの日に捨てたんで。

一方、今日一日で、大量の鼻紙(?)が産出されてしまった。これはなんとかしたい。


さらに、検討に検討を重ねた。

うちのところのゴミステーションは、深いカゴと網の合わせ技でカラスが荒らせない構造になってるということと、今は屋外が冷蔵庫よりも冷える冬という季節であり、たとえ有機物を一晩放置しても発酵して悪臭を放つということにならないということと、有料のビニール袋に入れてしかるべき場所に置けば、一晩のうちに濡れてドロドロになることもない。

以上から、大丈夫だろうと判断して掟破りを決行することに。ちなみに誓って言うが、ゴミステーションおよび近隣の方々に迷惑をかけるような形でのオキテ破りは、これまでもしていないつもり。


それで、冷たい空気を吸うと鼻が痛いだろうからマスクをして、部屋着にダウンともう一枚パンツを重ねてはいて、厳重に防寒して、5リットルの最小の有料ゴミ袋(それだって、大き過ぎる場合がある!!)に鼻紙とか普通のゴミを入れて、出しに行きました。


途中、道が十字になってるところに、不審な小さい車がアタマをちょっと突き出す形で駐まってました。そこを通り過ぎ、ゴミステーションにゴミを置く。


問題はここから。

少し歩いてふと後ろを振り向くと、さっきの車が後ろから迫って来てる。

よけようとしたら、オッさんが車の窓から「すみません」と声をかけて来た。

あか抜けないスキー帽をかぶったオッさん二人組。ナンパではないようだ。


なんだ…さっきは道がわからなくて中途半端に駐まってたのね?


と、思う間もなくこの二人組、まるで刑事みたいに両方のドアをバッと開けて同時に降りて来たのです。

へ??そんな意気込んで、いったいナンの道が訊きたいの!?

と、ア然としてるわたくし、アッという間に二人に挟まれる。

た、逮捕!?こんなにいきなり??

っていうか、何も罪は犯してないはず。。。


っていうか、ゴミ捨てのあと、どこかに行くには比較的ボロクソと言わざるを得ない格好なんですけど、着替えはさせてくれるのかしらん。。。


仏顔の方のオッさんが言った。

「今、何か捨てました?」

やっと、事情が飲み込めた。

日常生活を円滑に営むのにちょっとだけ許される「融通」の範囲だろうと大人的に判断してはいるものの、厳密に「当日の朝8時半までに出しましょう」というオキテにてらせば、確かに反論はできない。

しかし、「はい」と言うと、「ゴミステーションは、ゴミ捨て場ではありません!」と来た。

は?

また、意味がわからなくなるわたくし。

キョトンとしてると、

「今、通りすがりにポイとゴミ捨てたでしょう?」

って、確かに、一瞬しか立ち止まりませんでしたし、ソッとは置いてない。

が、それが何か?? とグルグル考え、


あぁ、しょーもない若者(?)がそのへんにテキトーにゴミをポイ捨てしたと思ったのか。。。

やっとまた、少し事情を飲み込んだ。


「あの~、通りすがりでなく、私ここに住んでんですけど…」

今が当日朝ではないことを多少後ろめたく思いつつも、相手の言ってることもトンチンカンに思えてならない。するとさらに、

「ここって、どこですか?」と、オッさんの方が小学生のヘリクツっぽくなって来た。

「だから、すぐそこですよ」と自宅の方を指差して、違う意味でタジタジする私。


「何を捨てました?小さい袋でしたよね」

あ~、今が当日朝でないことの後ろめたさを差し引いても、だんだんアタマに来た。

中身はほとんど、鼻紙だ。

で、その瞬間もマスクの下では、私の鼻はズルズルで、今夜も気持ちよく熟睡できそうもなく、明日の朝はまたゴミを出しに行くにはあまりにつらいという目覚めに違いなく、しかし、部屋のゴミ箱の中は鼻紙でいっぱい。そんなの悲惨。

だから、ちょっとだけズルッコして、こうしてここに。。。

という背景を背負いつつの「今この状況」なわけだ。


と、一から説明するわけにもいかないので、「中身は(主に鼻)紙のゴミです」と答える。

すると、「透明な袋で出したんですよね?」

今度は、そう来るか。。。


札幌市では、この夏から、雑ガミは再生資源ゴミ扱いで、透明袋での無料回収となるので、オッさんは「紙」と聞いて、それ見たことか!と勝ち誇ったに違いない。明日は無料の紙回収の日じゃなくて、有料の燃えるゴミの日だもんね!


そこで、「5リットルの有料袋で出しましたよ」と答えると、「えっ、小さい袋でしたよね」としつこい。「はい、のですから」と私。


一息ついたオッさんは、「まあ、明日の朝の回収ということでお出しになったんでしょうけど、紙のゴミとなると、ちょっと分け方が違いますから」と話が長くなりそうな雰囲気に。

っていうか、鼻からの流水が見られる私としては、そこまでで十分過ぎるほどムダに長い時間、寒空の下に引き止められてるわけで、症状が悪化しそうだ。


っていうか、アナタたち!!このへんで「ゴミ『微』分別の鬼」と言えば、このわたくしのことである。

このわたくしに向かって「ゴミの分け方」を説くナンざ、100年早いわ!!

と、怒り心頭なのである。。。


だから~、間違えてるのはゴミの分け方ではなくて、出してる時間なわけでしょ!!(逆ギレできる立場ではないのだが)


とは言わず、「生ゴミは入っていません。紙っていうのも、汚れて再生できない紙です」と、あくまで冷静に答える。相手が何も言わないので、

「分け方はよくわかってますし、今日はたまたま明日出せないと思ったから出してしまって申し訳なかったですけど、カラス被害にも配慮して、荒らされるようなものは入れてません(カラスが鼻紙が好きではない、という前提だが)」


ここまで来ると引き下がれなくなったのか、オッさんは「いずれにしても、ゴミの出し方が変わってますから、これをお持ちになって参考にしてください」と、ペラペラの二つ折りくらいのしおりを渡そうとする。


なヌ~~っ!?

っていうか!!

変わったのは7月でしょーが!!今、何月だと思っチョーとですか!!(なぜか、のだめ風)


いいですか、このわたくし、もっと詳しい分別新ルールの「冊子」でもコト足りなくて、市に問い合わせをしたくらい、ゴミの新分別法については研究済みなのである!!

「雑ガミ」にしていいという窓付き封筒だって、市の人が、本当はフィルム部分はプラゴミに分別してほしいのだが、そこまで言うと市民が面倒がって分別自体をしなくなって困るので、妥協してるんですっちゅうから、ならばと、窓付き封筒だってちゃんと「紙」と「プラ」に分別しちょーっとよ。錠剤のシートだって、できるだけアルミ部分をはがして、プラゴミにしちょーばい!(依然、なぜかのだめ調)

そのわたくしに、半年近く経ったこの12月に、今さらのようにこのペラペラのしおりを渡そうなどと…チャンチャラおかしーにもホドがあるっちゅうもんだ!!


オッさんとしては、引き下がれなくなっての暴挙だろうが、許せん。。。


しかし、そこは大人の私。

ハイハイわかりましたと言わんばかりに、フフッと笑って余裕でしおりをもらってやった。

そして、近くのコンビニの「燃えるゴミ」箱に捨ててやった。

オッさんが追いかけて来て、「それは燃えるゴミじゃなくて、雑ガミです」とか言うかと思ったが、もう二人は影も形も見えなくなっていた。。。


身内の者にだってゴミ分別の指導してるこのわたくしに!こともあろうに!!


と、帰る道々ブツブツとイカりながら、でも、また会うのはイヤなので、ちょっとだけ遠回りして別の道から行こうとしたら、鼻息が必要以上に激しかったせいでマスクによってメガネが曇ってよく見えず、すっかり道に迷ってしまい、いっぱい歩き回って、ますます鼻からの流水は悪化の一途をたどったわけだ。

まったく、ハラだたしさ100倍!!


しかし。

あのオッさんの口調。そして、何のプライドなんだか、執拗なまでに引き下がらない態度。

思うに、今回のことは、このわたくしの見た目がハイソでセレブな奥様ではなくて、どっちかと言うと、そのへんのアパートに住んでるヴァカ者に近かった(あやしくマスクしてるし)ということの証左ではないのか。。。と、ひそかに別の部分で引っかかってもいるわけで。


これが、明らかにどこぞの奥様であれば、オッさんもこっちの事情がわかった時点で「あぁ、そうでしたか。マナーの悪い若い人も多いもんで…。ま、今度から、なるべく当日朝に出してくださいね」とかなんとか言って、世間話っぽく和やかに笑い合って、こっちも「あらぁ、私も夜に出して悪いと思ってたんですけど…今度から気をつけますわ」とか言って、しおりも、「これ、一応お渡しすることになってるので、お分かりのこととは思いますけど、念のために」とかなんとか言って、こっちも「寒いのにご苦労様~オホホ」などと笑って受け取るって感じだったのか?


いずれにしても、あのオッさんたちが時間外手当てでももらうような仕事としてやってるとしたら、税金のムダな気がしてならない!

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