ダルビッシュくんを奪回〜新聞を忘れると…
******
2009年、こんな選手もいて、こんなこともあったなぁ〜。たぶん、日本シリーズですね。
別ブログからの転載です。
******
今日のステキな回文、「ムダなダム」。
それとは全然関係ないけど、昨日、私は、身内を病院に連れて行き、検査を受けている間の待ち時間に、売店でスポーツ新聞を超吟味して1紙だけ買いました。
そして、ダルビッシュくん「一世一代の投球」などの記事を読みふけってました。
検査が終わって、診察。
新聞は読み終わってない。関連記事は隅々まで読みたかったので。
診察室には付き添いもいっしょに入る。
私は、患者の後ろのスツールに腰掛けて、新聞を診察台(ベッド)の上に置きました。見えないようにバッグで隠して。
診察終了。
料金計算と支払い。そして、処方薬が出て来るのを待つ。
この間に、また、続きを読もうっと。
ところが、どこを探しても新聞がない!!
あ”~、診察室かぁ~~~(泣)
新聞なんて、捨てられてしまう可能性がある。
大急ぎで診察科に戻り、看護師さんを捕まえる。
「あのぉ~、先ほど4番の診察室に入った時に、忘れ物をしたようなんですが…」
「モノは、なんですか?」
「……新聞なんですけど。。。」
これで、すぐに「お待ちください」などの反応があるかと思いきや…
看護師さんは、突然何か気づいたかのように向きをこちらに正して、思いがけないというか、言われると非常に困ることを言って来たのです。
「新聞??それは、必要ですか?」と。
普通、忘れ物を、忘れましたと取りに来たら、それが何であっても必要なモノに決まってる。
そこはやはり、読んだら捨てられることもある新聞だから…ということか。。。
答えにくい。が、しかたない。
「必要です!!」
すると、看護師さんは多少ケゲンな顔をして、
「普通の新聞??」
と、またしても答えにくい質問を、おそらくイジワルな意図はなく、繰り出して来る。
ふつう、訊くかな~そういうふうに。(っていうか、普通じゃない新聞ってナニ??)
「えっ、あの~、スポーツ新聞です…………(穴があったら入りたい。オヤジギャルじゃあるまいし)」
しかし。
さすが、北海道の看護師さん!!
「あぁ~~昨日のアレかぃ!?」と意味ありげにニッコリ。
なので、こちらも「はいっ、ウフッ」とニッコリ。
ここまで来たら、話は早かった。
診察室のドアを開けて、「新聞を忘れたそうなんですけど」と先生に声をかけている。そして、わざわざ「大事な新聞なんですって」と、付け足している。
新聞って、大事にしたらダメなのか??
なぜか笑い顔の看護師さんから「大事な新聞」を受け取って、丁重にお礼を言うと、
「うふふ、よかったわね」と言ってくれました。
っていうか、なぜ、忘れ物が新聞だと、こんなオオゴトな感じになるのか。。。
ともあれ、ダルビッシュくんを取り戻した私は、その後の用事を、夜までかかりつつも精力的に片付けることができました。
ダルビッシュくん、おネエさんたちは、あなたのあの記念すべき登板とその内容だけで、しばらくおかずなしでご飯が食べられるわー。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます