ダルビッシュくんを奪回〜新聞を忘れると…

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2009年、こんな選手もいて、こんなこともあったなぁ〜。たぶん、日本シリーズですね。

別ブログからの転載です。

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今日のステキな回文、「ムダなダム」。


それとは全然関係ないけど、昨日、私は、身内を病院に連れて行き、検査を受けている間の待ち時間に、売店でスポーツ新聞を超吟味して1紙だけ買いました。

そして、ダルビッシュくん「一世一代の投球」などの記事を読みふけってました。


検査が終わって、診察。

新聞は読み終わってない。関連記事は隅々まで読みたかったので。


診察室には付き添いもいっしょに入る。

私は、患者の後ろのスツールに腰掛けて、新聞を診察台(ベッド)の上に置きました。見えないようにバッグで隠して。


診察終了。

料金計算と支払い。そして、処方薬が出て来るのを待つ。

この間に、また、続きを読もうっと。


ところが、どこを探しても新聞がない!!


あ”~、診察室かぁ~~~(泣)


新聞なんて、捨てられてしまう可能性がある。

大急ぎで診察科に戻り、看護師さんを捕まえる。

「あのぉ~、先ほど4番の診察室に入った時に、忘れ物をしたようなんですが…」

「モノは、なんですか?」

「……新聞なんですけど。。。」

これで、すぐに「お待ちください」などの反応があるかと思いきや…

看護師さんは、突然何か気づいたかのように向きをこちらに正して、思いがけないというか、言われると非常に困ることを言って来たのです。

「新聞??それは、必要ですか?」と。

普通、忘れ物を、忘れましたと取りに来たら、それが何であっても必要なモノに決まってる。

そこはやはり、読んだら捨てられることもある新聞だから…ということか。。。

答えにくい。が、しかたない。

「必要です!!」

すると、看護師さんは多少ケゲンな顔をして、

「普通の新聞??」

と、またしても答えにくい質問を、おそらくイジワルな意図はなく、繰り出して来る。

ふつう、訊くかな~そういうふうに。(っていうか、普通じゃない新聞ってナニ??)

「えっ、あの~、スポーツ新聞です…………(穴があったら入りたい。オヤジギャルじゃあるまいし)」


しかし。

さすが、北海道の看護師さん!!

「あぁ~~昨日のアレかぃ!?」と意味ありげにニッコリ。

なので、こちらも「はいっ、ウフッ」とニッコリ。

ここまで来たら、話は早かった。


診察室のドアを開けて、「新聞を忘れたそうなんですけど」と先生に声をかけている。そして、わざわざ「大事な新聞なんですって」と、付け足している。


新聞って、大事にしたらダメなのか??


なぜか笑い顔の看護師さんから「大事な新聞」を受け取って、丁重にお礼を言うと、

「うふふ、よかったわね」と言ってくれました。


っていうか、なぜ、忘れ物が新聞だと、こんなオオゴトな感じになるのか。。。


ともあれ、ダルビッシュくんを取り戻した私は、その後の用事を、夜までかかりつつも精力的に片付けることができました。


ダルビッシュくん、おネエさんたちは、あなたのあの記念すべき登板とその内容だけで、しばらくおかずなしでご飯が食べられるわー。

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