第3話もしかなうのなら

もしかなうのなら、「既知」役の声は、ナチュラルな演技の方にお願いしたい


既知は、なんというか、あまりかっこよく演じてほしくはないのだ


むしろ泥臭く、どこか頼りなく、演じてほしい


彼女の持つ魅力は、スタイリッシュさやクレバーさではない


洗練された美しさではなく、どこまでも庶民的な、それでいて


どこか――山の自然を感じさせるような、穏やかさだ


「未知」に関していうなら、逆にスタイリッシュに演じてほしい

きれいに、かっこよく


狩人とかは、どこか繊細で荒津ぽく、粗野にそれでいて頼れる姉御肌のような感じを出してもらいたい


骨に関していうなら、渋く、だろうか、それでいてヘタレっぽく


悪夢は、それこそかわいくーー狂気的に、演じてほしい


2重は、なんだろうーーバブル期のお姉さんという感じだろうか、あんな感じ


捕らぬ狸の皮算用は次話に続く


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る