第2話(完結)
文芸グループの活動は、放課後、視聴覚教室を利用して月、水、金に行われるということはすでに書いた。小松先生によれば、生徒たちは思い思いに本を読んだり小説を書いたりすることがほとんどで、たまに小松女史が文学講義などをすると言うことだった。
その日は月曜日で、週の初めの「文芸グループ」の活動がある日だった。放課後、その日最初に視聴覚室のドアを開けたのは、CとEだったという。
入った途端、恐ろしい異臭が立ち込めていることがわかった。
土砂降りの雨の中に何時間もいた野良犬の匂いを、さらに強力にしたような悪臭だ。
「キャッ!」「何この臭い……」
CとEがおそるおそる視聴覚室の中に入ってみると、黒板の下に大きなずだ袋のようなものが横たわっている。
「キャーッ!」
二人同時に悲鳴をあげたらしい。
ずだ袋はむくむくと動きだし、泥だらけの人間の顔がひょっこり現れた。
ぼろきれのような帽子をかぶった丸顔の男。おそらく浮浪者だった。
「ヨッ!」
男は明るく声をあげた。愛嬌のある顔をしているが、無精ひげが顔の半分を覆っていた。浮浪者とは思えないほど太っていて、これまたぼろきれとしか思えない服をまとっている。大事そうに抱えているのは、彼の少ない所持品なのだろう。
それにしても、臭いがひどい。この臭さなら、半径五メートルくらいにまで及ぶだろう。CとEは、学校に侵入した浮浪者を見た驚きとともに、あまりの臭さにめまいを感じてきた。
そして、我に返るとダッシュで外に出た。
その後、A、B、Dが連れだって視聴覚教室に入ってきたが、そのときにもまだその浮浪者はいて、彼女たちはその悪臭に驚愕し、すぐに逃げた。
[newpage]
「文芸グループ」は全員集合し、職員室に行って小松先生を呼んだ。事情を話すと、他の男性教師も一緒に視聴覚教室に赴くことにした。
だが、いざ行ってみると、もうそこにはだれもいなかった。
ただし、強烈な悪臭は残っていた。とてもではないが視聴覚教室は使えない。
……というのが、CとEが私に話したことである。
その日の「文芸グループ」は解散となったし、翌日も臭いが取れず、他の生徒たちも視聴覚教室を使うことができなくなってしまった。
「この中学のセキュリティは万全なはずです……なんで浮浪者が入ってこれたんでしょう?」
翌日、小松先生がおれに言ってきた。ちなみに視聴覚教室の異臭はまだ取れていなかった。
「さあねえ」
おれは生返事をした。この件は職員会議、PTAも含めて大問題となっていた。実際に学校に部外者が侵入して殺人事件が起こった例もある。問題になって当然だった。
生徒たちの間でも、「視聴覚教室に浮浪者が現れた」というニュースは衝撃だった。中には「どんな臭いなのか」とわざわざ視聴覚教室に行く者も現れた。
ところで、この事件をきっかけにわかったのは、生徒たちの中で「文芸グループ」に対する考えはまちまちだということだった。特異なグループだと認識している者は、目をつけられるのがイヤでコメントしなかった。
彼女たちが校内で犯罪を繰り返している、ということを信じない男子生徒の中には、あからさまに笑い物にする者もいた。もちろん、無関心な者もいた。
浮浪者が現れた翌日の火曜日は、校内はちょっとした興奮状態にあったと言っていい。
おれはAの様子をそれとなく探った。明らかに動揺していた。それはそうだ、Aにとって放課後の視聴覚教室は「聖地」だったに違いない(他の連中にとってはただの遊び場だったかもしれないが)。
自分が女王然と振舞うことができ、「文学にいちばんくわしい者」として偉そうにすることもできる。ときには気に食わないやつらにお仕置きを加える相談だってできる。
それが今では、足を踏み入れることもできないほどの臭い空間となってしまった。
いきなり、まったく予測できない理由から、「本丸」を奪われてしまったのである。
視聴覚教室は大げさに掃除が行われ、臭いも数日で消えるということだった。
さて、騒動はますますヒートアップする。
一日経った水曜日。また「文芸グループ」の活動の日である。おれは朝から視聴覚教室に行ってみたが、異臭はすっかり消えていた。
そして放課後になった。文芸グループは、全員固まっておそるおそる視聴覚教室に出向いた。
Aは、丸一日考えて、対策を立ててきていた。万が一、また浮浪者がいたときの場合に備えて、武器になるようなバットを持って行ったのである。まさかいまいとは思ったが、用心に越したことはない。
「いい、開けるよ……」
Aが思いきって視聴覚室のドアを開けた。
すると、そこにまたあの浮浪者がいた!
しかも、今度はドアから遠い黒板の下ではなく、ドアを開けた真正面に立っていたのである。
「キャアーッ!」
五人のうち、四人は逃げた。Aだけが一人残り、バットで浮浪者に殴りかかろうとした。
Aにとって、浮浪者に対する怒り、憎しみには並々ならぬものがあったのだ。
浮浪者はこの前と同じ男だとひと目でわかった。顔は泥と垢と無精ひげでよく見えなかったが、陽気に笑っていたし、太った体型も同じだった。
Aはふりかぶったバットを、浮浪者の脳天に打ちおろした。ゴンッ、という鈍い音がして、浮浪者の頭から血が出たが、なぜかそれと同時にズルリと履いたズボンが下におっこちて、ボロぞうきんのようになった浮浪者のパンツ(ちなみにトランクス)が丸出しになった。
「キャア!」
Aはまたしても予測不可能なことが起こったことに驚愕し、悲鳴をあげてすぐに後ずさった。
浮浪者は頭から血を流し、にこやかな顔でトランクス丸出しのまま、その場に立っている。
しかも、あいかわらずすごい異臭だった。
「グッ……」
Aは、吐き気をこらえてその場から逃げだすしかなかった。
文芸グループの少女たちに呼び出され、おれも含めた教師たちが視聴覚室に行ったときには、浮浪者は消えていた。
浮浪者の異臭は、今度は掃除をしてもなかなか消えず、完全に消えるまで一週間を要した。
[newpage]
けっきょく、「文芸グループ」は自分たちの「城」としての視聴覚教室を放棄せざるを得なかった。
異臭がどうのという問題ではない。自分たちだけの世界を、見知らぬ浮浪者によって汚されたという意識がどうしてもぬぐえなかったのだ。とくにAは、もはや視聴覚教室でロマンチックな、あるいは残酷な文学的夢想にふけることなど不可能だろう。
「文芸グループ」は、その後活動場所を理科室、音楽室などに求めたが、いずれも許可は得られなかった。別に理科教師のおれや、音楽教師が意地悪をしたわけではない。音楽室は老人会のコーラスグループが放課後は毎日使うことになっていたし、理科室は危険なものもあるので生徒たちだけで放課後使わせることはできない。
普通の教室は、体育会系の部活の人間が出入りする可能性があるので落ち着かない。
Aは、放課後ファーストフード店での活動を提案したが、それは担当の小松が却下した。学外の活動までは、認めることはできない。そして他のB、C、D、Eも難色を示した。
なぜなら、彼女たちには週三回、ファーストフードに入るほどの小遣いはもらっていなかったからである。
なお、この間、学校内で不可解な事件や事故はすっかり鳴りをひそめていた。「文芸グループ」も、それどころではなかったのだろう、とおれは予想している。
そして二週間くらい後。最後に決定的なことが起こった。
なぜか靄に包まれた日だった。
Aが一人で学校から家に帰る途中、小さな川に渡された橋を渡るときだった。
橋の向こうから、例の太った浮浪者が歩いてきたのである。
Aとの距離は五メートルほど。あいかわらず、にこやかな満面の笑みを浮かべていた。Aは立ちすくんだ。カバンの中に手を入れて、最近ひそかにしのばせているサバイバルナイフを握りしめた。気に食わない女子の体操服を切り刻んだ、あのナイフである。
彼女は浮浪者を殺すつもりだった。自分の美しい(彼女にとって、でしかないのだが)ユートピアをぶち壊した男を殺すことによって、自分は自分だけの世界を守り通した悲劇のヒロインになろうと思っていた。大問題になるだろうが、それも面白いと思った。
「文芸グループ」は、小学校のときからつるんでいたグループは、事実上崩壊してしまったのだ。実はA以外の連中は、だれとつるんでもよかったのだ。ただ学校での安心感が得られればいい。それが、いつあの臭い浮浪者が現れるかと思うと落ち着かないし、すでにメンバーのクラスもバラバラだ。とくに放課後集まる理由もなくなり、B、C、D、Eの四人は、やがてクラスの連中とつるむようになっていった。
クラスの生徒たちも、「文芸グループが小さな犯罪を犯しているのではないか」という疑惑に関しては、数度の浮浪者騒ぎで吹っ飛んでしまったらしい。わりと普通に彼女たちを受け入れたのだ。
Aにしても、別に嫌われているわけではなかったのだからクラスの友人とつるむようにすればよかったのだ。だがそれはAのプライドが許さなかった。Aは小集団の女王でいたかったのである。クラスにはクラスのリーダーが、男子にも女子にもいた。それに対抗することは、Aにはできない。
だがこの浮浪者を殺せば、もしかしたらもっとカリスマ的な存在になれて、ひどい罰は受けるかもしれないが、数年後にはもっとチヤホヤされるかもしれない……そんな浅はかな計算が彼女の頭にはあった。
……と、おれは予想している。
[newpage]
Aは、カバンの中からサバイバルナイフを取り出した。大振りで殺傷能力は抜群。体操服を切り裂いたときの感触は忘れていない。
五メートルくらい先にいる浮浪者は、サバイバルナイフを見ても眉ひとつ動かさず、あいかわらず顔に笑みを張り付けたままだった。何か、浮浪者のコスプレをしているコメディアンに見えた。Aは覚悟を決めてナイフの切っ先を前方に向け、浮浪者に向かって突進しようとした。
その瞬間、不意に周囲の靄が晴れた。
そこでAはビクッ、となり立ち止まらざるを得なかった。
浮浪者の背後には、数人のオッサンたちが突っ立っていたのだ。
だれもが中年以上、あるいは初老とも言えるおっさんたちで、服装は決してきれいでも上等でもなかった。浮浪者かどうかは、わからなかった。
全員で六、七人はいた。彼らは全員、顔ににこやかな笑みを浮かべていた。下卑た笑いではなかった。本当に楽しそうに笑っていた。
Aは、どうしたらいいか迷ったが、一度出したナイフを引っ込めるほど恥ずかしいことはないと思い、そのまま彼らに向かって走った。
すると、Aが走り出した絶妙なタイミングで、その場にいた男たちのズボンが、一斉にズルリと落ちた。
さらに、パンツも落ちた。
男たちはにこやかな表情のまま、小汚い、大小さまざまなイチモツをブラブラさせていた。
タマキンも揺れていた(だが距離が五メートルもあれば、よく見えなかったかもしれない)。
そのままの姿勢で、男たちは笑っていた。
Aは再び立ち止まった。パニック状態に陥った。意味がわからない。しかも、この場をすぐにでも立ち去りたくなるくらい、下品な光景だ。
ここでいちおう書いておくと、Aはこのとき、おそらく処女ではなかったと思う。「文芸グループ」をつくる前、大学生と半年ほど付き合っていたらしい、という情報を、おれは生徒の一人から得ていたからだ。
しかし処女であろうがなかろうが、中年男が数人並んで、笑顔で男性器をブラブラさせていたら、どうだろうか。
たまらなく不愉快に違いない。
いや、中年のおれでも不愉快だ。
Aと笑顔の男たちの間に、妙な沈黙の時間が二、三秒流れた。
その時間が流れた後に、視聴覚教室を台無しにしたあの異臭が、またどこからともなく流れ込んできた。
屋外なのに、そのにおいは凄まじかった。
すさまじい異臭と、おっさん軍団のチンチンブラブラソーセージ状態……。
Aは完全に戦意を喪失し、サバイバルナイフを取り落とした。
Aが夢想していた「悪意の美しきユートピア」は、一人の浮浪者と、数人の中年男たちによって突き崩されてしまった。
Aの脳裏には、その後半年以上、中年男たちの汚い局部丸出し姿が焼きついて離れなかったという……おっと、これはおれの想像にすぎないのだが。
さて、種明かしをしよう。
ハハハ、種明かしだ。おれはくだらん手品が大好きでね。科学手品? バカ言っちゃいけない。子供を驚かしたってしょうがない。キャバクラでモテようと思ってマジックのDVDを買ったこともあるんだよ。
この浮浪者、実はおれの弟・神田川陣六だ。職業は本当に浮浪者。元は売れない役者だったのだが、「これも演技の勉強だ」などと言って、路上生活を続けている。
兄のおれとしてはどうしようもないと思っているが、まあやつにはやつの生き方がある。
やつは外見がおれとそっくりで、子供の頃からよく間違われていた。中年になったら、中年太りまで似てきてしまった。
白衣を着てめがねをかければ、学校内でも数人はごまかせる。何しろ歩き方まで似ているんだから。ヤツでも、正々堂々と中学校に正門から出入りできるのだ。
[newpage]
おれは数週間前、新宿の地下道で寝ていた陣六を見つけ出し、一連のことを頼んだ。
まさしくおれのコスプレで堂々と正門から学校に侵入してもらい、カバンに詰めたおそろしく臭い服に着替えてもらう。ヤツに持たせたカバンは密閉性が高く、ファスナーを閉めていれば臭いは漏れない。
もちろん本人には風呂に入ってもらったから、コスプレ状態のときには臭いはない。
文芸グループを脅かすだけ脅かしたら、また元の白衣に着替え、何食わぬ顔をして外に出てしまえばいいのだ。
さらに、臭いを強調するためにおれ手製の「ものすごく臭い液体」をスプレーで視聴覚室に振りまいてもらった。理科教師のおれは、香水はつくれないが臭い液体はつくることができる。一度学生時代にふざけて「どこまで臭いものがつくれるか」試したことがあるのだ。
演技プランなどについても、相談した。恐い顔で襲いかかったら、それは「単なる恐い人」だ。それよりも、笑顔でいた方がさらに恐い、というのが陣六側の提案だった。
Aが彼にバットで殴りかかってきたときには、頭に鉄板を入れていた。血はショックで流れる仕組みだ。他にも身体のあちこちにニセの血を仕込んでおいたが、結果的には使わずじまいだった。
これはAが思いのほか攻撃性があるとおれが予想し(その主な根拠は、おれへの犯罪の告白という大胆さをおれが重視し始めたことによる)、「攻撃して血が出てもにこやかだったら恐いだろう」と思って仕込んだ演出だった。
橋の上に現れた、局部を丸出しにした男たちは、おれの知り合いのお調子者と、弟の知り合いのお調子者だ。演劇をかじったことのあるやつも、ないやつもいた。酒飲みばなしで盛り上がり、いっちょうやってる、みたいなことになって話はトントン拍子に進んだ。
その後、Aは一週間ほど学校を休み、出てきた頃にはすっかりおとなしくなっていた。彼女の「悪意の美しきユートピア」はあっけなく崩壊してしまったのだ。だが、彼女が何を失ったというのか? けっきょく彼女たちの犯罪のターゲットになった生徒たちに、謝罪をしたわけでもない。社会的なペナルティを受けたわけでもない。クラスでも孤立することなく、うまくやれているようだ。彼女が社会的に失ったものは、何もないのである。
もちろん、それは他のB、C、D、Eたちも同様だ。
おれは、Aのプライドを傷つけないように、慎重に接した。これでおれが「ざまあみろ、グループ崩壊だな」などと言えば、思春期の彼女のプライドは打ち砕かれ、ものすごいルサンチマンを植え付けることになってしまう。それはまた、次の犯罪につながるだろう。まあ、教師としてそんなことを言わないのは当然だが……。
ちなみに、他のB、C、D、Eに関しては、プライドがどうとかいう懸念はいっさいなかった。彼女たちはすべてを忘れたかのようにふるまった。だからこそ恐いとも言えるが、彼女たちには異臭を放つにこやかな男・神田川陣六が心の中に不動明王のように立ちはだかっているに違いない!
Aが学校に出てきてから、おれと弟の陣六、そして橋の上でイチモツをさらけ出したお調子者軍団は、このこぎれいな街のこぎれいな公園で、通報されるまでドンチャン騒ぎを行った。Aや他の元「文芸グループ」の連中の通学路とは反対側にある公園だから、見つからなかった。
缶ビールをぐびぐび飲みながら、こんなきれいな街、くそくらえと思った。
いや、正確に言えば必ずしも「くそくらえ」とまでは思っていない。
最後に、教師らしく「お説教」を書いてこの手記を終わりにしたい。
[newpage]
かつて、少女たちの夢想は常に危機にさらされていた。ある時期までは、「少女の夢想」はほとんどの女性が妻となり、出産を義務付けられている社会システムの中でモラトリアム期間だけ生命を保てたし、それすらも戦争の危機には脅かされた。
戦後、集団就職で寮生活をしながら工場勤めをする娘たちには、少女らしい日々のうるおいは極度に少なかった。彼女たちは大半の時間を「女の子の夢想」とは無縁で過ごしてきた。
彼女たちの夢は、少女小説や少女マンガ、アニメなどに結実し、とくに少女マンガにしか登場しないような洋風の喫茶店、レストランなどは七十年代頃から現実に建ち始める。夢想が現実化し始めたのだ。
八十年代に原宿あたりを埋め尽くした「ファンシーなもの」だって、それを望んでも得られなかったかつての少女たちによってつくり出されたのだ。
少女の夢想は、常に男たちの「汚ないことが、暴力的なことが男らしい」というような勘違いによって踏みにじられてきた。それに対抗して対抗して、現在のような「こぎれいな、暴力のない、こざっぱりとした街」が出現したのだ。
だから、おれはこの消臭された街を、「くそくらえ」とまでは思わない。
だが、そのことを、当たり前のものとして経緯を知らないAとそのグループは享受した。こぎれいで当たり前なのだと。自分たちが暴力にさらされる可能性は皆無だと。
そしてもっと欲しいと。何を。自分たち以外の人間を偽善者と罵れる特権を。悪意を具現化できる環境を。パンとサーカスを。
自分たちのためにつくられた世界を、仮想敵として打ち壊そうとする倒錯が、ここに生まれたのだ。
さて、あの「事件」から二年、「文芸グループ」の連中も卒業していった。その後どうなったかまでは、おれは知らない。そしておれはハイボールをやりながらひまつぶしにこの手記を書いて、プリントアウトし、アパートの机の引き出しにしまうことにしよう。
なお、このうえもなくカッコいい言葉で、この文章を締めくくりたい。
「相手がどう反撃していいか、わからないような戦法で、ぼくは権力と戦いたい ジョン・レノン」
(了)
美しくも残酷な思春期が嘲笑う 新田五郎 @nittagoro
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