第7話
─番外ストーリー騎士偏─
─騎士目線─
紅蓮が通り魔に斬られ、毒で苦しみ死にかけた。そして冬野さんを悲しました。
僕は紅蓮を苦しめて冬野さんを悲しました通り魔を絶対に許さない!!
僕は一人、紅蓮の敵討ちをする事を決意した。
─一方その頃─
紅蓮
「あとよろしくね。」
国の裏側の下っ端A
「はい!!」
※とっくに決着は付いていました。※
─戻って─
騎士
「紅蓮待っててね。必ず仇は討つから。」
僕は通り魔を探しに夜道を歩きだそうとした時…
女1
「やっぱり一人で戦いにいこうとするのね。」
女2
「みずくさいですよぉ。騎士さん。」
女3
「そうですわ。私たちにも一言くらい言ってくださってもいいと思いますわ。」
みんながいた。
騎士
「み、みんな!?何でここに!?」
女1
「アンタのことだから一人で行くと思ったわよ。まったくみずくさいわね。」
女2
「そうですよぉ。私達も協力しますぅ。」
女3
「騎士様、一人でなんでも背負うのはやめてくださいまし。私達も共に背負いますわ。」
騎士
「みんな…ありがとう!!」
女1
「そうと決まればバトル衣裳ね!!」
女3
「私の屋敷に用意したので見に行きましょう!!」
騎士
「みんな…本当にありがとう!!」
─女3の屋敷─
女1
「騎士!!私のオススメは鎧に太刀!!相手が毒の武器をなら防具は必要よ!!」
女2
「私はぁ忍者服にぃ小太刀がいいと思う。動きやすいよぉ。」
女3
「私は執事服にサーベルがいいと思いますわ。」
メイド1
「男は黙って褌一枚に拳のみ!」
メイド2
「アタシはあえてブリーフ一枚に武器がブラジャー。」
メイド3
「ウチの場合はブリーフ一枚にさらに頭にブリーフを被った装備に武器が斧。」
メイド4
「お前等何の話をしとるんだ?」
騎士「よし!!鎧に太刀の装備にするよ!!」
女1
「ところで騎士。通り魔の居場所わかるの?」
騎士
「…あ…わかんないや…。」
メイド1
「ダメじゃん。」
メイド2
「しっかり調べようよ。」
メイド3
「役立たずじゃん。」
メイド4
「リサーチは大事だぞ。だがこの辺で隠れられそうなは廃墟のアパートだな。」
騎士
「よし!!行こう!!」
メイド4
「待て少年。あそこはお化けが出ることで有名…てすでに少年達がいなかったか。」
─廃墟のアパート─
僕は鎧を着て太刀を構える。
騎士
「よし!みんな!行こう!」
女1
「うん!」
女2
「はいぃ!」
女3
「はいですわ!」
紅蓮
「何してるの?こんな所で?」
声の方を振り向くと…
騎士
「ふ、冬野さん!?」
冬野さんがいた。
紅蓮
「僕には完全スルーか?」
騎士
「それに紅蓮!?」
紅蓮
「何?この廃墟のアパートの近くにコスプレ大会でもあるの?鎧に太刀って…。」
紅蓮は呆れたような目で僕を見る。
冬野さんも呆れたような目で僕を見る。
騎士
「ち、違うよ!!通り魔を捕まえようと思って…。それに紅蓮の仇も討ちたかったし…。」
紅蓮
「余計なお世話だ。だいたい今頃、通り魔なら捕まったよ。それに君じゃ手も足も出ないよ。」
騎士
「紅蓮こそこんな所に何しに来たの!?だいたい通り魔が今頃捕まったってどういう事!?」
紅蓮
「質問が多いな。まー答える義理はないけどね。」
女1
「ちょっと質問全部に答えなさいよ!!」
紅蓮
「えー。嫌だ。めんどくさい。」
紅蓮はキッパリ断った。
希子
「紅蓮、体調大丈夫?辛くない?」
紅蓮
「うん。大丈夫。ただちょっと身体がふらつくからもう帰って寝たい。」
女1
「ちょっと無視すんな!!」
紅蓮
「答えたじゃん。『嫌だ。めんどくさい。』って。」
女1
「いいから答えなさいよ!!」
紅蓮
(まったくめんどくさいのが現われたもんだな。)
騎士
「とにかく何をしてたのかを話してよ。」
紅蓮
(めんどくさいな。まーいいか。話しても問題ないくらいのことは教えてやるか。教えないと帰らしてくれないみたいな感じだし。ダルいし。)
紅蓮
「通り魔を見つけたから(刀の峰で)殴って気絶させて。警察官っぽい人(国の裏側の連中)呼んで捕まえてもらった。これでいい?僕はダルいし、頭が痛いし、眠いから帰りたいんだけど?」
騎士
「待ってまだ聞きたいことがあるんだけど。」
紅蓮
「何?」
騎士
「起きてて大丈夫?」
紅蓮
「君に心配されるまでもない。(てか君に心配されるとかマジで面倒だから逆に心配しないで。)」
騎士
「そっかよかった。」
紅蓮
「もういい?僕は帰って寝たいんだけど?」
騎士
「ま、待ってまだ聞きたいことが…」
紅蓮は無視して帰ってしまった。
─騎士目線終了─
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