『崩壊する時間』
やましん(テンパー)
『崩壊する時間』
午前2時だ。
すべてが崩壊する時間だ。
睡眠導入剤も、効くか効かないか、ここが、境目になる。
鳴り響いていた、ジョリベは、もう、おしまい。
睡眠導入剤は、音楽を疎外する。
ここからは、静寂と苦痛と、薬の効果の戦いになる。あと、覚悟とね。
ゴロゴロころがって、おかしなうなり声をあげる。
誰もいないから、らくだ。
職場の昼休みに、休憩室で、苦しくて唸っていたら、叱られた。
仕方がないから、近所の観光センターのベンチで休ませてもらった。
真冬のことで、氷点下ぎりぎり。
それでも、叱られるよりましだもの。
いじめみたいな、かんじだな。
でも、自宅ならいくら唸っても大丈夫。
奥さんは、正月しか、泊まってゆかない。
あとは、やましんと、くまさん、ぱっちゃくん、その他みんなの天下だぜ。
思いっきり唸りながら、寝てみましょう。
今夜のナイトショーは、なんだろう?
また、いじめ?
宇宙人の侵略?👽
怪獣に、おそわれる?
核爆発かな?
むかしの、つらいつらい、ロマンス?
どれも、くたくたになりますよお。
よ〰️〰️〰️し、ねてやるぞ!
覚悟するが良い!
夢どもめ!
・・・・・・🌃✨・・・・・・・・
『崩壊する時間』 やましん(テンパー) @yamashin-2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます