第34話


 光が昼飯を作り始めてから2時間経った。

 長い、早く食べてぇ〜と言う気持ちを抑えながら待っていた。


 いい匂いが鼻孔をくすぐる。

 この匂いは煮物だろうか?


「いー君出来たよ!」


 持って来たのは和食だ。

 


 まず目に入ったのは煮物だ。

 蒟蒻、れんこん、人参、枝豆、椎茸、里芋とたくさんの食材が入っていた。

 

 いい匂いがしたのはこの煮物か!


 次に目に入ったのは卵焼きだ。

 形が崩れる事なく綺麗に整っていて、色も良い具合に黄色だった。

 この卵を見ていると、よだれが出てきそうだ。


 更に次は味噌汁だ。

 豆腐が入ってて、油揚げ、おふ、わかめが入っている。

 光の味噌汁はめっちゃ美味いから楽しみだ。


「よし!食べるか!」


「うん!美味しく召し上がれ♡」


「「いただきます」」


 まずは煮物だ。

 

 ...うんめぇ〜!口に入れた瞬間とろけて美味しい!


 蒟蒻も味が染みてて美味しい!

 

 次は卵焼きだ。


 ...うんめぇ〜!甘さ控えめに作ってるけど甘い! 店で出せる。


 


 最後に味噌汁だ。

 ‥.うんめぇ〜!塩加減が絶妙!

 何杯でもいけるぜ!


「採点するぞ。」


「お願いします!」


 光がつばを飲む音が聞こえた。


「総合評価は100点!」


「ありがとう!」


「光、前より更に料理が上手になったな。」


「だって、前にいー君がコツを教えてくれからだよ♡」


「それはどーも」


 

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