第18話

まあなんだかんだあって、風呂から上がり、服を着た俺達。

次は夕飯とド変態が言った。

櫛田さ...ド変態は、料理のスキルがあるのかこの俺がきっちり見極めてやる!


ーーーーーーー

1時間後


なんかローストチキンとか、そういう系の高級な食べ物がずらっと並んでいる。


これ絶対出前で買った奴だろ。


「これは出前じゃ無いよ。ずっと前から準備してた奴なの。」


ほぉーそれは凄いから手錠外せよこのド変態が!


「えっ。やだよ。」


即答ーーーー!


というかなんで俺の心読めるわけ?


「自分の好きな人が考えてる事くらい誰でもわかるでしょ?」


はい?


「私達は一心同体だからね!」


こいつの頭はどうなっているのだろうか、気になるな...


という事で、食べるか。


頂きます。


箸が無いぞ!


「そんなの必要無いよね!私が食べさせてあげるから!」ふーふーふー


鼻息荒っ!


まさかこのパターンは...


「口でね!」


うん、知ってた。


だから最初から覚悟を決めていた。


さあいつでもウェルカムだ!


「じゃあ早速...」


櫛田さんは嫌やっぱりド変態は食べ物を咀嚼している。


逃げたい。俺のファーストキスはこんなんで終わるのか...


そんなの嫌だ!


徐々にド変態の顔が近付いて来る。


改めてド変態の顔を見た。

めっちゃかわいい!

でも、ちょっと心は逝っちゃってるね。


勿体ない!


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