いつも君を追いかけてるんだ

昨日君に会えなくて

君のことどんなに大切に思ってたか

よくわかっちゃった

きみのことすごく大切に思ってるって

よくわかっちゃった


おれはいつもきみを

退屈させてたんじゃないかな

だっておれはきみのまえで

取り留めもない夢ばかり

ずっときかせていたもんね


そいつは少しはおもしろかったかい?

初めてきみにあったとき

おれはなんていい女と思ったんだ

だけどそれはちょっと違って

おれたちはいま一緒にいて

しあわせと思ってる


おれはきみに夢ばかり語る

おれは夢ばかり追っている

そしてきみはおれをみつめ

おれたちって

なんてばかなんだろって思う


やがてきみもおれに夢を語る

おれはきみにとって

良い聞き手だったかい

きみの夢はまもなく

きみのまくらもとにとどきそうな

ちっぽけなもの

そしておれときみの夢は

おれたちしか信じてない


でもさおれたち

それでも結構しあわせなんだ

おれはそうだと思ってるし

きみだってそう思ってる


おれはきみに夢ばかり話す

おれは夢ばかり追ってるんだ

そしてきみはおれをみつめ

あたしたちって

なんてあさはかなんだろって思う


ある晩きみはおれにいった

夢かなったらいままで以上に

しあわせになれる?って

おれはそう信じてたよ

でもきみはちがうの?

おれってかなり楽天家

多分きみをしあわせにできるだろうなって


おれの夢はおれたちの心の中に生きてる

おれってきっと成功するぜ

きみはいまのうちにおれを予約しておけよ

いまのうちにおれを予約しておけ

おれは夢ばかり追ってるけど

それは叶う夢だからなんだ


s611005

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