第2章詩はこころのおやつだったりくすりだったり

ひとつの幸せ

今の私何色？

私は私の周りのすべてのものを

心から愛して感謝している

心からほんとに愛しく思っている

チリに等しいのは私の存在

私なんて価値がないと思ってた

あの頃に比べて

私は今

何色に輝いているだろう

そして周りは何色に輝いてる？

私は自分がまぶしいし

すべて目に映るものが美しい

こんなに新鮮な朝が

毎朝窓辺に訪れること知らなかった

あれほどうっとうしかった私の存在

でももう考えない

私は今太陽と腕を組んで

愛しい人たちの周りを歩く

いくつもの苦しみと悲しみが

重なりあって私を産んだ

いくつもの涙と嗚咽が

重なりあって私を育んだ

そして今何色？

私多分生まれ変わったのだろう

そうきっとそう思いたい

心の中ではこの幸せ

一体いつまで続くのか不安

ないことはないけれど

今の輝いてる信じられないくらい

楽しい私を失いたくない

この幸せを失いたくない

私のために

どこまで流れていっても

この幸せのロープだけは離さない

私とみんなをつなぐロープ

今はまだとても細いけれど

長くて太くしてみせる

願いを星にかけよう

みんなを愛しているし

みんなに愛されたい

どうしたらこの気持ち

みんなの家のポストに

届けることが出来るの

みんなは私のたいせつなひと

私の命と同じくらい大切な

今の暮らしの一片を

切り取ってアルバムに

こんなにうきうきした温かい気持ち

このまま溶けてしまいそうな月夜

みんなと月をかじりに行きたい

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