恩義

黒猫

第1話 恩 

「ハァ、ハァ…」

ある人の願いの為に俺は対象者を殺すように命令を受けた。

だが、作戦がリークされていたらしく俺が殺しに入ったときには撃退の陣形が組まれており全身に攻撃を受け何とか逃げ延びてきた。


「俺のことが邪魔だったのか…」

作戦中にリークを恐れて蟻1匹すら感知する結界を張っていたが引っかからなかった。ということで犯人は俺にこの命令を出した奴ということが分かった。


「確か奴には25の息子がいたな…」

邪魔な俺を殺せば彼女を好き中にできると思ったのか…

「ハハハ…あいつの息子を殺すか」

俺を騙したことを後悔させてやるよ


夜空が赤く、月も赤く染まっていた日、ある家から大きな悲鳴が聞こえた。

一家は残酷な殺され方をしてり、妻は首から上が杭に突き刺されており、子は股を裂かれており糸でつるされていた。夫は逆さまにつるされ最後に殺されたのであろう。その頬には涙の後が残っていたそうな…



「俺は彼女の道具だ、彼女に死ねと言われれば死ぬがほかの奴からの殺害されることは許されない。そして絶対に許さない」

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