閉店

 気に入っていた店たちが、ガラガラ音を立てて閉店していく。競争が激しいのも勿論あるだろうが、どうも人手不足に因るものが多いらしい。しかし、職にあぶれている若者も多いとか。このギャップは何だろう。

 人手が足りないということは、極論、求職者は全員就職できるということになるが、条件やらなんやらで現実的にはそうならない。

 これは専門家でも何でもない、ただの素人の戯言なのだが、人が余っているような業界は、税や補助をちょちょいと弄って、金回りを悪くすれば良いのではないか。だがこれも、行き過ぎればある主義に辿り着いてしまう。どうやら体制側(配慮した表現)は「なあなあ」は出来ても「ほどほど」が出来ないようで、こんなこと実現不可能なのは目に見えている。閉まるのが店だけで済めばいいのだが。

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