貧乏でみすぼらしい生活をしていても

 或いは世捨て人の様な生き様でも

 本人に芯があればそれでいいのだ

 いつか此の世を去る時に

 誇れる何かさえあれば


 若いときはとにかく

 どう見られるか

 そればかり考えてしまうが

 少なくとも私の人生においてそれは

 あまり重要ではないみたいだ


 もちろん それが芯となる人もいる

 死ぬまで洒落た格好をしたい

 それも一つの芯だ

 だが 本当は格好なんかどうでもいい

 馬鹿にされないためやっているのだとしたら

 ほどほどにするのも有りではないだろうか

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