第2話ばか

似津真張(いつまで)


その能力と力で、3年間、闘呪士の間で最強とうたわれた

もの


その声はおぞましく、その姿は怖い――無機質で機械的


合理的な力を持つ

まるで


「生物のふりをした機械」とまで言われる式神


ーーー負けた、そのやり口に負けた


だが、--逃げられない


勝つしかないのだから

「うおおおおおおい」手を振って近づいて紀で、さっとしゃがむ

電柱激突

「大丈夫」

支える、男ーーしゃがむ女は見てないふり

「えんだああああいやああああああ」

「「うるさい」」

「はい、あ、お花さんキレイ~~」


花を見つめる女―――未知は思う、こんなんで大丈夫なのかなと


なにせ、相手は一度は精神的に敗北した相手だ

何も覚えてないがーーコわっ「よ、お花さんキレイだろ」

鉢植えを飼ってらしくーーさっそく、植えようとして


殴られる「いてっ」

「、、、私はあなたのような、能天気じゃない」

静かに拒否する

そして、ばっていんぐセンターに行く

無言でうつ

「やるね、俺も」

顔全体を覆う仮面をつけたまま、うつーーー変人


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