そして(読者に)明かされていく真実

一章を読ませていただきました。
導入では世界の淀みであり人を喰らうノクスロスと魔法使いとの対立構造や、その世界で暮らす人々の様子や主人公である累の特異性を丁寧に描いておりその世界観に惹き込まれます。
また累は魔法学校に自身の能力を隠しながら転入するのですが、そこでの生活では学友も累も、物語に無理矢理動かされていては見られないであろうそれぞれの生き生きとした性格や魅力が垣間見れました。
戦闘描写は緊迫感や躍動感があり見応えがあります。
また一章の終盤では様々な伏線だと思われる描写が見られたり、これってミスリードだったのか!という驚きを感じたりしました。
とても面白かったので是非一度読んで見て欲しいです!